★奥から取ろうとしてない? 食品ロス削減へ 佐世保南高生がPOPデザイン
長崎県立佐世保南高(古賀巖校長、668人)3年の4人グループが、授業の一環で食品ロス削減のため、手前の商品から手に取ることを促すPOPをデザインした。佐世保市干尽町のセブン-イレブン佐世保干尽町店に8日、贈呈した。
生徒たちは1年時に国連の持続可能な開発目標(SDGs)について学習し、2年時には六つのグループに分かれて自分たちができることを考え活動した。
4人は食品ロス削減をテーマに活動。同校近くにセブン-イレブンがあることから食品ロス削減につながる身近な取り組みとして、消費期限が近い商品から手にしてもらう「てまえどり」のPOPをデザインすることに。市やセブン-イレブン・ジャパンの協力を得て、昨年10月から始め、今年2月に完成した。同POPの作成、設置の取り組みは、2020年から全国のセブン-イレブンで行われている。
生徒たちがデザインしたPOPは、「奥から取ろうとしてない?」との言葉や、市の食品ロス問題を周知するオリジナルキャラクター「食品ロス戦隊もったいないンジャー」も入れて、若々しい感性が光る仕上がりになっている。
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