1:名無しさん


 



 JR東日本は2025年6月17日に発生した東北新幹線回送列車の車両故障について、1編成当たり2台ある補助電源装置に不具合があったと明らかにした。同日は、故障を起こした回送列車と同じE8系車両による別の列車も故障で停車しており、いずれも補助電源装置に不具合があった。各列車の事象が同一だったか関連性などは調査中としている。

 故障が発生した下り回送列車は上野発盛岡行きのE8系7両編成。宇都宮~那須塩原駅間走行中に加速ができなくなり、同日午前11時24分ごろ那須塩原駅の手前約3kmの地点に停車した。後続のはやぶさ17号、やまびこ57号も停車せざるを得ず、はやぶさ17号は上り列車を横付けして渡り板によって乗客を降車させ、やまびこ57号は宇都宮駅まで後戻りした。当該の回送列車は自力走行できない状態だったが、検修係員の処置によって走行可能になり、那須塩原駅まで移動。その後午後5時に全線で運転を再開するまでに東北・山形・秋田新幹線の上下計86本が運休し、約5万4700人に影響が生じた。

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/10801/