1:名無しさん




シンガポール航空、ファーストクラス強制ダウングレード問題で最終回答 追加補償は認めず

シンガポール航空を利用した日本人乗客が、予約していたファーストクラスからビジネスクラスへの強制ダウングレードを受けた問題で、航空会社側が最終回答を示した。機材変更を理由に追加の補償や代替便の提供を拒否し、乗客は「二度と利用しない」と強い不満を表明した。

問題が起きたのは、シンガポール発香港行きの便(SQ892)。乗客は婚約者とともにファーストクラスを予約していたが、出発当日に機材変更が行われ、ファーストクラスの客室が存在しない航空機に差し替えられた。その結果、ファーストクラス予約の乗客全員がビジネスクラスに収容された。航空会社は当日、お詫びとして1人あたり400シンガポールドル(約4万4000円相当)を支給し、乗客側もこれを受け取った。

その後、乗客は代替として別便のファーストクラス搭乗を求めたが、航空会社は「規定上、飛行距離に応じた返金しかできない」として拒否。追加の補償についても可能性を示唆しつつ、対応は長引いた。複数の担当者にたらい回しにされた末、本部確認を経てメールで最終回答が届いた。

回答の内容は、機材変更によるダウングレードを認めつつ、当日支給の400シンガポールドルをお詫びとし、航空券の差額返金は別途対象になり得るとする一方で、「代替のファーストクラス搭乗は不可」「追加補償も不可」と明記したものだった。サービス回復策は当日の措置と差額返金に限られるとの方針を示している。

乗客は回答メールが英語で送られてきたことや、搭乗日を2024年と誤記していた点を指摘。「同じ日本人なら日本語で返信してくれても良くないか」「搭乗日は2026年だ」と不満を述べ、対応の煩雑さに疲弊した様子を明かした。「ファーストクラスに乗るために楽しみにしていた時間が、いつの間にかクレーム対応に費やす時間に変わってしまった。もうこれ以上、シンガポール航空に自分の時間を使いたくありません」と語り、今後の利用を完全に拒否する姿勢を示した。

航空会社側は回答の中で「ご不便をおかけしたことをお詫びする」「フィードバックをプロセス見直しに活かす」との意向を示している。差額返金の具体的な金額については明記されておらず、乗客はさらなる問い合わせが必要になる可能性を指摘している。