例によって複雑な構造。
— 石田毅司 (@fyZjDxO8PJDyWd2) May 12, 2025
大統領令14259による相互関税の34%を90日間限定で10%に引き下げ。
報復関税(令14259:84%、令14266:125%)は撤廃。
(これに伴い少額貨物も30% or 25ドルへ引き下げ(デミニミス復活はない))
麻薬関税と併せて30%。
90日後は125%ではなく34%(麻薬関税と併せて54%)
米国と中国は10、11両日にスイス・ジュネーブで行った貿易協議で、相互の関税率を一定期間引き下げることで合意した。両国が現地時間12日午前9時(日本時間同日午後4時)に発表した共同声明や記者会見で明らかにした。
米中間の貿易摩擦の緩和に向けた動きで、世界の2大経済大国である両国は今後3カ月かけて相違の解消を図る時間的猶予を持つことになる。
それによれば、米国は中国に対する関税率を今月14日までに145%から30%に引き下げる。これには違法薬物フェンタニルの流入に絡む関税も含まれる。中国は米国産品に対する関税率を125%から10%に引き下げる。いずれも期間は90日間。
現地で中国側との協議を行い、12日に記者会見したベッセント財務長官は「双方ともにデカップリング(経済的分断)を望んでいないという点で一致している」と述べるとともに、「フェンタニル対策に関して非常に活発で実りある議論ができた」と語った。さらに、中国による「購入合意」につながる可能性にも言及した。
全文はこちら
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-05-12/SW4ZJAT0G1KW00
90日間と言う逃げ場が与えられましたが、その後の54%はなかなか絶妙な数字ではないでしょうか?
— 石田毅司 (@fyZjDxO8PJDyWd2) May 12, 2025
一見低く見えますが、40%を超える関税に耐えられる製造業者や輸入業者はそうそういないと思われますし、他国のMAXの相互関税より高くなるので相対的な競争力も低下するでしょうし。。。
各国がこうやって交渉を進めており、イギリスは合意に達した。一番手と言われて浮かれていた石破内閣・日本は、特に進展もないまま(水面下で進展していたらすいません💦)自動車と鉄鋼は交渉の埒外と言われてしまう始末… これって、事実上交渉失敗じゃないですか?
— Tad SouthEast (@TadSouthEast) May 12, 2025
35%が採算分岐といわれていますね。それ以上にあげてもあまり意味がない。30%はほぼ利益なしです。 https://t.co/gcdIzCdB8c
— 経済評論家 渡邉哲也 (@daitojimari) May 12, 2025
はい。
— 石田毅司 (@fyZjDxO8PJDyWd2) May 12, 2025
ここへきて麻薬関税(20%)がいい仕事をしていますね。
相互関税だけでなく、鉄鋼・アルミや自動車などの分野別関税にも累積されるので、一見緩和でもしっかりと効いている。。。
今後予想される半導体や医薬品も232条と思われますので、累積されるのはほぼ確実かと。。。
英国と中国と言う両極端の立場の事例が出揃ったことにより、トランプ政権の基本的戦略が見えて来た気がします。 「IEEPAを繋ぎに使って、232条で関税同盟を確立する」 日本も相互関税への対応よりも、分野別関税に注力して交渉すべきかなー?と。
— 石田毅司 (@fyZjDxO8PJDyWd2) May 12, 2025
新華社など国営メディアを見ても、米国10%中国10%とあたかも同率の様な報道しかされていない様子? pic.twitter.com/nrRr3O3faP
— 石田毅司 (@fyZjDxO8PJDyWd2) May 12, 2025
中国だと薄利多売だから、既存の利益率はもっと低いかと
— ニーギ(蠱毒厭魅)└|∵|┐ (@jelesocean) May 12, 2025
あ、ギリギリ維持できるから勿体なくて損切りできなくなるラインですか
— めめ (@MachuetPicchu) May 12, 2025
交渉が上手すぎて怖い…
(実際は維持するだけでも流血)
昨日、米中共同声明により、米国は中国製品への関税を145%から30%に、また中国は米国製品への関税を125%から10%に、いずれも90日間引き下げる事に同意がなされた事で米国株は急騰📈
⚠︎米中貿易合意にはSheinやTemuが依存している「デ・ミニマス」免税は含まれないとの事。
https://reuters.com/world/china/ecommerce-packages-left-out-us-china-tariff-reprieve-2025-05-12/
・米国は24ポイント分の関税率の適用を当初90日間停止しますが、残り10%は維持します。中国も残りの加算関税率10%を維持し、変更された率を撤廃。
今後は、中国および米国で交互に、もしくは第三国で合意のもと協議を継続するとし、今後の更なる協議プロセスにコミットしています。
・ベッセント長官は、新たな関税率水準について天井なのか床なのか問われ、「明らかに床」と答え、4月2日の34%水準が天井であると述べました。
・関税が更に下がる事は考え難いが、4月2日水準には戻せると強調し、今後は先ずトランプ・習主席の電話会談が予定されているが現時点で正式な予定はないとも話しました。
・トランプ大統領は「中国との完全なリセットを達成した」と述べたものの、今回の合意は自動車、鉄鋼、アルミ、製薬への関税には及ばないとし、今週末にも習主席と話す可能性があるとの事。
https://economictimes.indiatimes.com/news/international/global-trends/us-news-will-trump-again-increase-tariffs-on-chinese-goods-if-us-china-fail-to-make-a-deal-check-details/articleshow/121116131.cms?from=mdr
・トランプ大統領は「ジュネーブ協議は友好的で、関係も非常に良好、中国は開放に合意した」と語り、合意がなければ中国への関税は上がるとしつつ、145%まで戻る事はないだろうとも述べました。
・中国商務省は、米国との貿易協議により、追加加算税率の24%分を当初90日間停止し、残り10%を維持すると表明。
また、非関税の対抗措置も必要な行政措置で停止または撤廃します。
・両国は経済・貿易関係の協議を継続する仕組みを構築し、5月14日までに措置を取ると約束しています。
・ベッセント財務長官によると、英国とスイスが優先交渉国となり、EUは遥かに遅いとの事。
・トランプ大統領は「ビッグファーマの暴利は許さない」と述べ、薬価に関する大統領令に署名、薬価は最大59%〜90%下がる可能性があるとしました。
トランプ大統領は、EUが薬価で最も厳しかったとし、「EUは中国より厄介だ。EUも大幅に薬価水準を下げるべき」と述べました。また、医薬品政策に従わない国には関税追加の意向も示し「他にも多くの取引が控えている」と語りました。
・ホワイトハウス当局者によれば、米保健長官が30日以内に薬価引き下げの目標を明確に設定し、進捗が不十分なら最恵国価格をルール制定で導入するとの事です。
昨日、米中共同声明により、米国は中国製品への関税を145%から30%に、また中国は米国製品への関税を125%から10%に、いずれも90日間引き下げる事に同意がなされた事で米国株は急騰📈
— mei (@2022meimei3) May 13, 2025
⚠︎米中貿易合意にはSheinやTemuが依存している「デ・ミニマス」免税は含まれないとの事。… pic.twitter.com/VfF90bNI2q
関税の引き下げと90日間の猶予で米中の関係企業は安堵しているでしょうが、トランプ政権が貿易赤字1兆ドルの解消を念頭に、国内回帰を促している限り、中国のGDPの4割は不安定なままです。今後も中国離れが急速もしくは緩やかに進むことは確定。https://t.co/BPEM585If9
— スピック (@GmbnZgBqkH2s3uT) May 13, 2025
ベッセントも「🇺🇸は、新型コロナウイルスのパンデミックの間、半導体、医薬品、鉄鋼など国家安全保障上の利益があると特定した製品について戦略的デカップリングを実施する」と昨日明言。
これにより2,954億ドルの対🇨🇳貿易赤字を戦略的に削減すると言ってますからスピックさんの仰る通りです
https://cnbc.com/2025/05/12/bessent-sees-tariff-agreement-as-progress-in-strategic-decoupling-with-china.html
ベッセントも「🇺🇸は、新型コロナウイルスのパンデミックの間、半導体、医薬品、鉄鋼など国家安全保障上の利益があると特定した製品について戦略的デカップリングを実施する」と昨日明言。
— mei (@2022meimei3) May 13, 2025
これにより2,954億ドルの対🇨🇳貿易赤字を戦略的に削減すると言ってますからスピックさんの仰る通りです…
結局、トランプが最初に設定した関税率を🇨🇳中共が認めちゃったって事
— Jack9pk (@jack9pk) May 13, 2025
昔の洋服の青山を思い出した
半額処分で売っても、利益は50%あったからね〜
しかも「貿易協議」というまな板に乗せられちゃった🇨🇳プ〜
自由貿易に戻る事はない世界 https://t.co/uwzH6I4hTT
チャイナは豚肉価格高騰に内戦になることを恐れ、米国は穀物輸出の代替先確保の時間が欲しかったってところだろうか。
— UKP (@ukp1992) May 13, 2025
90日間でその先の関税どうなるか分からんのでは、港に積み上がっていた荷をさばく位しか出来んのではないかしら。
🇺🇸🇨🇳協議で関税免除措置(デミニミス)に触れられなかったため、🇺🇸専門家は、🇨🇳SHEINやTemuが90日間の猶予を利用して大量出荷を実行し、🇺🇸の在庫を補充するのではと見ているようです。
— ねこのすけ (@nekonosuke123) May 13, 2025
一時しのぎにはなるかもですが、先行き厳しいでしょうね。https://t.co/inwWVMsG67
床が30%此れもミソですね!
— も~り~さん (@mooriisann) May 13, 2025
中国国内からの資金流出加速?
特に中国人富裕層が躍起になりそう!