小林一茶の「どこを風が吹くかと寝たり大三十日」という句のアラビア語訳がバズっている。
— 元詳説日本史たん🍉🇵🇸 (@taalibyabani) January 1, 2025
「好きなところで風よ吹け/私は寝るぞ/一年の最後の日」と訳されている。https://t.co/C1KksW1Pn1
中東での日本語教育需要の高まりを受けて、1989年からカイロ大学はエジプト国内外の他機関に日本語講師を派遣するようになり、1994年には大学院を開設し、博士号の取得者も輩出します。加えて、JFカイロ日本文化センターが1995年に設立され、同大学に対する日本語教育支援体制はいっそう強化されました。
2000年代以降になると、カイロ大学の先生方の手により、日本文化に関する著書や訳書、日本語学習教材が多数、出版されます。2010年には、同大学の講師陣4名が翻訳を担当した『基礎日本語学習辞典』のアラビア語版がJFより刊行されました。それまでアラビア語話者のための実用的な日本語学習用辞典がなく、日本語学習者にとっては長く待ち望まれていたものでした。
https://jf50.jpf.go.jp/story/japanese-language-education-blossoming-in-the-middle-east-from-cairo-university/
まぁ、どこ吹く風って、そういうことなのか
— 元詳説日本史たん🍉🇵🇸 (@taalibyabani) January 1, 2025
石川啄木の「過ぎゆける一年のつかれ出でしものか、元日といふにうとうと眠し。」という歌もちょっとバスってる。
— 元詳説日本史たん🍉🇵🇸 (@taalibyabani) January 2, 2025
「これは過ぎた1年の疲れだろうか? というのも、1年の始まりの日だというのに、軽い眠気がするのだ」と訳されている。https://t.co/M2dwxILGFJ
アラビア語圏の日本語文学の翻訳は近年レベルが上がってきているんだろうなぁ。一昔前の翻訳はめちゃくちゃなものが多かったイメージ。
— 元詳説日本史たん🍉🇵🇸 (@taalibyabani) January 2, 2025
中東圏が現在の日本より、純粋太陰暦が馴染み深いものだったら、三十日の感覚は身近に感じられるのかもしれないなと思いました。同じアジア圏でも、中国の旧正月や韓国の中秋(チュソク)は、太陽暦じゃなく旧暦で行われていますし。
— 高山文彦 (@nkpnt571) January 1, 2025
大晦日は多くの人が浮かれたり、普段と違う時間を楽しんでいて、除夜の鐘を鳴らしたり初日の出を見に行ったり正月のために朝まで起きているような日だが、そんな特別であることと関係なく自分は寝てしまうぞという意味だと思いました。。
— 咲季 (@xiaoji612907) January 2, 2025
その浮世離れ感的なニュアンスも伝わっているのかしら。
ルバイヤート味あるかも
— うぃる (@will_in_hiki) January 2, 2025
翻訳が適切なのかどうかわかりませんが「俳句メール」という本があるんですね pic.twitter.com/M47i8nPNPV
— RWB (@RandmWalkinBear) January 3, 2025
享楽的な詩はウケが良いんだろうか
— スイミーは激怒した。 (@medieval_labore) January 2, 2025
ああ、よい句ですねえ。訳も良い感じ。
— かえたろう (@Thor_0916) January 2, 2025
これ「美酒を飲んで寝るぞ」だったらオマル・ハイヤームの作と言われてもわからん https://t.co/sHblJgoY8Z
— 獅子唐 (@kujiratama) January 2, 2025
全く違う世界に生きている方と同じ句に共感できるの美しい。
— シャオリエル (@xiaoli888) January 2, 2025
翻訳者さんに感謝。外国の文学作品の良さを味わえるのは良い翻訳があってこそですものね。 https://t.co/DaD5LiCHJL
一茶の俳句の言っていることがアラビア語の訳で理解できるとは。 https://t.co/3CC8Rv3T9g
— 湖の貴婦人 (@Z55jT7G48mhIuFy) January 2, 2025
この無責任な感じはウマルハイヤームに通じるものがあるのかもな。 https://t.co/sBbHHxYuMO
— seidou_system (@seidou_system) January 2, 2025
一茶って芭蕉や蕪村と比べて軽んじられてる印象あるけど、なかなか悪くないかも。 https://t.co/YqTl1EYcEk
— 晴陽ちゃん (@n_o_pzdr) January 2, 2025
リプ欄を見たら「風」を「船の行き先」と捉えてる人がいた。
— とみざわ (@slotpoipoi) January 2, 2025
ニュアンスは変わってるような伝わってるような気もするけど結果的に似たような心境で面白い。
そもそも日本語話者でも解釈の差は発生するわけで、これも短句の面白さだなあ。 https://t.co/K2GNaNFtg5
アラビア語圏にも、仕事の電話やメールを一旦ガン無視して「あ〜一年終わった、明日目が覚めたら新年!!」した人が結構いるんじゃないだろうか https://t.co/AV0fcTTFvY
— サキノハカ (@sakino_haka) January 2, 2025