【家賃ボッタクリ問題】
— 藤吉修崇@YouTuber弁護士・税理士 (@fujiyoshi_ben) November 30, 2024
中国人オーナーから家賃2倍以上の値上げ通知が届いた話題がSNSで炎上中。案の定「上限超えてるから無効!」「立退料もらえ!」と自称・法律に詳しいおじさんたちが好き勝手なこと言ってるけど、本物の弁護士が正しい対処法を話そう。
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以前の記事はこちら
https://you1news.com/archives/127683.html
まず、賃料増額請求は法律で認められた正当な権利だし、値上げ額に上限なんて存在しない。ただ、あまりにも高すぎる請求は明らかに立ち退き目的だとして「権利の濫用」で違法になる可能性もあるけど、例えば2倍程度の増額なら普通に許容範囲内。家主の権利だって法律で守られている。
— 藤吉修崇@YouTuber弁護士・税理士 (@fujiyoshi_ben) November 30, 2024
で、こんな請求が来たときの選択肢は大きく3つ:
— 藤吉修崇@YouTuber弁護士・税理士 (@fujiyoshi_ben) November 30, 2024
1さっさと引っ越す
2素直に従う
3自分が妥当だと思う家賃を払い続ける
前半の2つは説明不要だろうから、3つ目に絞って話す。
例えば、10万円だった家賃を20万円に値上げされても、自分が「10万円が妥当」と思うなら、そのまま10万円を払い続けていれば、家を追い出されることはない。ただし、ここで問題が発生する。
— 藤吉修崇@YouTuber弁護士・税理士 (@fujiyoshi_ben) November 30, 2024
もし裁判になって「適正家賃は15万円」と判断されたら、値上げ通知以降に支払った10万円との差額+年利10%の利息を払う必要がある。それを拒否すれば、家を追い出される可能性も出てくる。
— 藤吉修崇@YouTuber弁護士・税理士 (@fujiyoshi_ben) November 30, 2024
だから最善策として、不動産サイトなどで適正家賃を調べ、あまりに高額な場合は無視して現状の家賃を払い続ける。逆に今の家賃が安すぎると感じるなら、妥当だと思う金額を自分で払えばいい。
— 藤吉修崇@YouTuber弁護士・税理士 (@fujiyoshi_ben) November 30, 2024
とはいえ、裁判沙汰になる可能性があるのは確かだから、不安だろう。でも安心してほしい。増額請求の場合、裁判の前に必ず調停という話し合いの場が設けられる。ここで家主と交渉して、穏便に終わらせるのが一番の解決策だ。焦らず冷静に対応すれば、無駄に損することはない。
— 藤吉修崇@YouTuber弁護士・税理士 (@fujiyoshi_ben) November 30, 2024
>自分が妥当だと思う家賃を払い続ける
— MITSU🇯🇵 (@m42jp) November 30, 2024
今の賃貸事情はほぼ間に保証会社が入り、口座引き落としで契約するので「この額しか払いません」で通用するのかな。仮に先手で妥当家賃だけを振り込みました、でも、無視され引き落としができませんでしたになると与信に傷がつかないですか。 https://t.co/c8r3fB2ynv
ここまで面倒臭いことするなら普通に引っ越す方が良さそう https://t.co/XGMte3nCIX
— GENKI (@ggggenki) November 30, 2024
立ち退き目的だとは思うのだけど社宅とあったのは会社の借り上げではないのか値上げに会社は何も言わないのかが不思議。 https://t.co/gV4PiUEMQR
— ぴっぐ 👀 (@pig0x0) November 30, 2024
漫画「所詮他人事ですから!」に出てきそうな案件。 https://t.co/1QhGY6JU20
— 小川美博 (@zap10021) November 30, 2024
引越し費用はともかくとして…
— 食楽園@マムシに噛まれた人 (@tw7moto) November 30, 2024
周りも高い事があるから厄介 https://t.co/2M993otaWE
これ大事な内容だわ https://t.co/UIyE5WkZmR
— キト (@rd210838) November 30, 2024