大規模地震でも便利 マイナカードで避難所受付け1人当たり「3分→30秒」に 福岡・宗像市
福岡県宗像市で、災害が起きた際の避難にマイナンバーカードを活用しようという取り組みが進んでいます。
「震度5強の地震が発生した」という想定で行われた防災訓練。
マイナカードを活用しての避難訓練(9日 福岡・宗像市)
避難所となっている小学校に続々と住民が避難してきます。
そして、避難してきた人たちが受付で差し出しているのはマイナンバーカードです。
◆宗像市の担当者
「こちらに避難しましたと登録されています」
避難所の受付でマイナンバーカードや免許証をカードリーダーに読み込ませると、避難してきた人たちの個人情報を簡単に登録することができます。
これまで避難してきた人たちの受付は、紙に記入してもらう形で行っていましたが、マイナンバーカードなどを活用することで、受け付けを行う際の待ち時間を減らし、混乱を防ぐことができます。
さらに、避難してきた人たちの情報をすぐに集約できることも大きなメリットです。
◆訓練に参加した市民
「すぐに避難の情報がわかる。手続きが簡単だからみんなやりやすい」
◆訓練に参加した市民
「便利だなと思う。いちいち紙に書くのも時間がかかるし管理も大変だと思う」
◆宗像市危機管理課 船越健樹さん
「手書きだと(受け付け時間が1人あたり2~3分かかっていたが、30秒前後で終わる。大災害になったら一番のメリットになる」
https://news.yahoo.co.jp/articles/190d58b6a12b178adc3faae6149ec82d62bec8a1