1:名無しさん


 

 

2026年10月25日、映画評論家の町山智浩氏(@TomoMachi)は、フランス・パリで撮影されたデモ行進の映像を引用し、「ついにフランスの警官がデモに合流。バスチーユで国王側の衛兵隊が、蜂起した市民の側に合流したのがフランス革命の決定的瞬間だった」と投稿した。引用元は前日付近の投稿で、「警察がヘルメットをかぶらずに前方を歩き、三色旗を掲げた人の波に道を開いている。美しい」とのキャプションとともに、#Paris #MacronDemissionのハッシュタグが付けられていた。

この映像は、10月24日にフランス全土で行われた大規模デモの一場面とみられる。政府発表では全国で約41万人が参加し、労働組合側は約80万人と推計。パリでは約11万〜25万人規模の行進が南東部の外周ルート(ポルト・ディタリーからポルト・ド・ヴァンセンヌ方面)で行われた。きっかけは学校の施設改善や教職員増員を求める学生らの動きで、生活費高騰への不満も加わり、マクロン政権への抗議に広がった。前回(10月17日)のデモでは各地で暴動や略奪が発生し、約2000人が拘束されるなど大きな混乱があったため、今回は7万人規模の警備体制が敷かれ、中心部を避けたルートが指定された。

行進自体は概ね平和的に進行したものの、パリでは終盤に一部で投石などの衝突が発生。警察が催涙ガスや放水車を使用し、全国で約1000人が拘束された。当局は「高リスク集団」による暴力行為を指摘している。

町山氏の解釈は、警官がデモ隊の前方を歩く様子を、1789年のバスティーユ襲撃時に国王側の衛兵の一部が市民側に加わった歴史的転換点になぞらえたものだ。しかし、現場の状況や専門家・関係者の指摘では、大規模デモにおける警察の先導・随伴は、秩序維持や指定ルートの誘導を目的とした通常の警備活動の一環であるケースが多い。ヘルメットを外した姿も、緊張度の低い場面では見られる。投稿の返信欄でも、「合流ではなく、大群衆を解散させられないために前を歩いているだけ」「他の場所では暴力的な対応もあった」との指摘が上がっている。