1:名無しさん




 医学部2校分に相当する若い医師が、わずか1年で美容領域へ向かった――。

 2023年12月、日本医学会連合が厚生労働省へ提出した要望書には、医療界に衝撃を与える数字が記されていた。23年度、美容領域で「医学部2校分」に相当する新規医師の採用があり、十分な臨床修練を積まないまま、若手が保険診療の外へ大量に流れ出していると警鐘を鳴らしたのだ。

 その後、一気に知られるようになったのが「直美(ちょくび)」という言葉だ。医学部卒業後、2年間の初期研修を終え、内科、外科、小児科、産婦人科などの専門研修へ進まず、そのまま美容医療へ向かう医師を指す。

 美容医療への若い医師の流入は、一時的な現象ではない。

 厚労省の統計によると、18~24年に医療施設で働く医師全体は6.1%増、形成外科医は21.8%増だった。一方、美容外科医は678人から1720人へ急増し、6年間で2.5倍を超えた。24年の1720人のうち1701人は病院ではなく診療所で働く。自由診療のクリニックが、若い医師を急速に吸収している実態が浮かぶ。

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https://diamond.jp/articles/-/394900