類例のないキリシタンの絵画がかつて発見された時。近接分野の大学教授が「前例がない。当時の日本絵画にない描き方。だから昭和あたりの偽造品」と断定した。落胆した所蔵者の方から依頼を受けて、料紙の科学分析はじめ様々な分析を重ねた結果。16世紀末から17世紀前半以外あり得ない結果に。
— Mihoko Oka (@mei_gang30266) June 15, 2025
それでもその研究者は、「安土桃山時代の真っ白の料紙を誰かが昭和期に見つけて、そこに絵を描かせたのだ」と譲らなかった。
— Mihoko Oka (@mei_gang30266) June 15, 2025
ちなみに美術史研究者がみなそういう感じではなく、別の研究者に相談したら、現存するものは、国宝や重文クラスなので、歴史に名前も作品も残らない程度の絵師がどういう絵を描いたかなんて誰も分からない(興味もない)と率直な意見をくれた。結局のところ、型やパターンで分かることの限界は深くない
— Mihoko Oka (@mei_gang30266) June 15, 2025
丸紅の『美しきシモネッタ』贋作騒動は、やはり科学的に証明されてもなお「ボッティチェリらしい官能性に欠く」と言われていますが、少なくとも工房作だということは否定できないようです
— Urara Taguchi (@urara1971) June 15, 2025
徒弟制からはみ出た作風の絵は難しいのはほんとうですね
でも、現代的な独自のなにかを誰かが発見し、それが作品として成り立つ程度の何かを持ってはいるが、話題になることはなく、量産されることもなく、しかし現存することの確率はものすごく少ない
— tksl5 (@tksl5) June 15, 2025
この逆パターンをいくのが化石で、少しでも見つかれば当時ありふれていたことの証拠に。
ゴルゴ13の「贋作工房」を思い出した pic.twitter.com/sfcmeSG5dd
— 大モン (@daimoon19870518) June 15, 2025
修道士ファルコを思い出した pic.twitter.com/t0mlab8g7N
— 呉市民まりもん@高血圧、宇宙軍7期一等兵 (@Blue_Marimon) June 15, 2025
美術品の真贋はマジで難しいからなあま
— DRYGon (@DDRR19900717) June 15, 2025
科学的根拠から否定されても美術品鑑定家達が口を揃えて「本物である」と認定する品物も存在する
贋作で生計立ててる人達はどの時代でも『本物を越えた偽物』を作製できる腕前の持ち主だし
学者ってさ、自分が学んで来て教えて来た定説が無効になるのを恐れるもんなんだよ。天国から地獄へみたいなもんだし。
— 高垣 うずら (@pahitan) June 15, 2025
ただ、そういう慎重派がハードルつくんないと、某国みたいな架空戦記国史になるからね。
別分野だけど、私も結構藪蛇つついていろいろ滞ったw
定説と対峙すんのほんと命懸け。
古い物は偽造できるからな。
— 住吉住吉 (@sumikitijyukiti) June 15, 2025
明治以降は大規模工業化の結果偽物を作ろうとしても原材料が手に入らない。
ただ、古い物でも価値がないと専門家も冷たいですなー。
三人よれば文殊の知恵だけどひとりじゃ3人の1/5以下だろう。他者に意見を求めない・耳を貸さないのは底が知れている。その教授もわかっているはずだけど、どこかで拗らせて孤独を選んでしまった。
— (@zeonicvespa) June 15, 2025
と思うがはたして… https://t.co/vOWXitDUEe
自分の狭い見識に凝り固まって、新しい発見を見ようとしないだけでは。それを認めてしまうと、自己否定されてしまう気がしてしまうとか、ありそう。 https://t.co/sNRA40QdRL
— クレモリス (@shin_ezo_gbf) June 15, 2025
紙だけでなく顔料や膠まで調べないと、何とも言えない。 https://t.co/uVrnH1ofve
— ドリッヒ・ゼンラー・ミッテラレン・アルターマン (@chidorikikaku) June 15, 2025
少し昔の人文系の研究者って、エビデンスベースのロジカルな推論でなくて、極論すると印象が似てるレベルからスタートして一生かけて印象の体系を作り上げてく感じ
— INAGAKI Yoshihiro (@xfreeboard) June 15, 2025
そこから外れるのは人生否定だろうな、とは思う https://t.co/BPzt7XutBc
歴史的遺物の判定
— piyo (@piyopikopichi) June 15, 2025
本当に難しいと思います https://t.co/qFDtBLoIQG
美術もセカンドオピニオンが必要なのねぇ。
— ねむなし (@Nemunashi) June 15, 2025
目利き出来ない人間としては何が正しいのかわからぬ。たすけて科学。 https://t.co/3NZW7bkA6f
日本の美術の世界は、この手の馬鹿が多かった印象。母校の美術史の先生方は、真面目だったな。 https://t.co/jclZ6BVm5Y
— 小西宏正(蒲原二郎)一般社団法人「希望の本棚」代表理事 (@HK_Kambara) June 15, 2025
浮世絵も、喜多川歌麿や東洲斎写楽、さらに時代が古い鈴木春信なんかは片端から科学分析にかけて、後世の贋作が混じってないかを鑑定した方がいいと思うんだ。
— kasasu2004 (@kasasu2004) June 15, 2025
遺作と当時の記録が一致してないものがけっこーある。 https://t.co/Kwyp63B3oM
自分を「権威」って思ってる人はそうなんだよね。
— 荒井技巧の中の人 (@araigikou) June 15, 2025
旧石器捏造事件の時も「おかしい」と感じていた研究者は多数いたらしい。それでも「○○さんが認めちゃったから異論は唱えられないよ」と言う空気のまま時が流れて、あの様な結果になった。 https://t.co/3TLv5DCuBJ
難しい問題で、続きにあるように、当時の紙なりキャンバスなりを使って贋作を作られたら科学分析はパスしちゃうので、慎重にならざるを得ないし
— 那覇了(なは・りょう) (@naharyou) June 15, 2025
さらに、美術史家の望むものをお出しされると、美術史家でも騙されるので
(メーヘレンとか)
多角的に判断するしかないんじゃないかな、と言いますか… https://t.co/oDipvVMXk1