1:名無しさん




 回転寿司チェーン「スシロー」の寿司のサイズが小さくなったのではないかと一部で話題を呼んでいる。SNS上では「魚べい」のほうが大きくて美味しくてコスパが良いという声などもみられるが、果たしてこうした情報は事実なのだろうか。実際に店舗を訪問した検証結果やスシロー運営会社への取材を交え、「真相」に迫ってみた。

「久しぶりにスシローを訪問した。前回は今年3月に都市型店舗を訪問したが、そのときに撮影した写真と比較しても、シャリのサイズが小さくなったという印象はない。スシローの課題は、シャリとネタのサイズのアンマッチではないだろうか。見栄えだけでなく食べ応えにも影響が出る。前回訪問した際、咀嚼(そしゃく)時に素材の持つ味わいがほとんど感じられず、どのネタを食べても最初に感じる味わいはほぼ一緒。他の回転寿司チェーンでそのように感じることはない。

 また、スシローの寿司ネタの厚みは他のチェーンと比べて薄めの仕上がりで、物足りなさを感じる。キャンペーン商品やおすすめ商品とまぐろなど定番商品の数皿を注文するだけで、軽く1000円は超えてしまう。回転寿司チェーンは、高級寿司店のような時価ではなく固定価格を武器に成長してきた歴史があるが、素材の持つ本来の味わいを伝える最低限のネタの厚さ・大きさと適正な価格設定が求められている。スシローの定番商品はネタがシャリからはみ出す部分が少ないのも特徴といえよう。

『匠の海鮮巻き重ね』という商品を食べたが、価格以上の体験は得られなかった。今回の訪問でもおなか一杯で満足感を抱えての退店とはならなかった。スシローはアプリで事前に店舗の混み具合がわかるので利便性は高いが、価格妥当性は決して高くはない」

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