1:名無しさん




羊蹄山の麓にある倶知安町巽地区。去年の春から行われている住宅2棟の建設工事現場では、道に無許可で1ヘクタールを越える森林伐採が行われていました。伐採の規模は3.9ヘクタールに及びます。
また、町などによりますと木を切り始める時に必要な伐採届けの提出もなく、これまで複数回にわたり事業者に提出するよう指示。しかし、いまも受理していないということです。
道は事業者に対して去年11月から今年1月までの間に、林地の開発に必要な図面を7回にわたり提出を求めていました。
必要な手続きがされないまま切り開かれてしまった森林。これまでのHTBの取材では、建設途中の住宅は、中国籍と思われる人物が建築主だということがわかっています。
しかし、道はこの人物と一度も接触できていないというのです。

13日、鈴木知事は記者会見で今回の森林伐採の問題について「毅然と対応していく必要がある」と説明。ただ、対応は、あくまで「法の範囲内」だとも強調しました。

北海道 鈴木知事)
「さまざまな行政権限が法によって定められている範囲にはこれには当然、感情論もあるがそこは権限行使によっては基本的に抑制であるべきですし、法律を超えて指導権限、工事の停止とかを法律の権限を越えて知事がその事例ごとに判断するということはなかなか現実的な対応ではない、逆に訴えられます。法律の範囲内で対応するということになる」。

伐採された森林の一部については事業者から道に復旧計画書が提出されています。
道は計画書通りに復旧が行われるか確認していくとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/87b38ff09da6979b7d47a53c01915ba33aca40e7

 

 

行政処分は単に「違法行為だからやめさせる」という感覚では通用しません。

一つ一つの手続(通知、理由、弁明、調査、命令)が形式的にでも整っていないと、

裁判所は簡単に「違法な行政処分」と判断する

特に相手が法的に強い立場(企業・外国人投資家)の場合、地方自治体は訴訟を恐れて慎重になる

という構造的問題があります。

したがって、**日本の行政処分手続きは「複雑」で「訴訟リスクに脆弱」**という評価は妥当と言えます。