1:名無しさん




■夜勤は3人で対応…無理して腰が逝きかけたことも

 「夜勤って何やっているの? 患者さんは寝ているだけで、暇でしょ?」たまにこんな質問をされることがあります。確かに、夜勤の時間は患者さんも寝ているし、やることがないと思われがちですが、実はそうではありません。

 昼間はぐっすり寝て、夜中に覚醒する、夜行性の患者さんも存在します。急に「これで帰ります」と着替えて、荷物をまとめて帰ろうとする患者さんもいます。点滴も酸素も繋がっているのに、どうやって帰るというのでしょうか。しかも夜中1時です……。そんな患者さんの対応をしたり、緊急入院が来たりすることも珍しくありません。夜勤では看護師が3人で、極端に少なく、何をするにしても時間がかかってしまいます。

 あとは、翌日退院される患者さんの準備のチェックをしたり、夜分の点滴を作って繋げたり。オムツ交換もします。昼間は20人の患者さんを15人くらいのスタッフで回りますが、夜勤はたったの3人ですからね。オムツ交換の最中にナースコールが鳴る場合も多いので、なかなか終わらないケースもあります。無理して1人で行い、ぎっくり腰になったスタッフも何人か見てきました。僕も、腰が逝きそうになりかけたことは何度もあります。体格が小さい患者さんなら平気なのですが、体格が大きい患者さんだと、1人では危険です。救急外来に心肺停止の患者さんが運ばれてきたら、応援要請がかかり、外来に行くこともあります。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d41f66bb15749d464115d8f109f7cc76032401d5