1:名無しさん


なかには私が承諾していないにもかかわらず、いつの間にか台本まで完成しあとは撮影するだけ、などというものもありました。もちろんそのドラマは実現しておりません。

そんななか、唯一「これは」と思ったのが、テレビ朝日の女性プロデューサーが持参した企画書でした。そこに安達祐実さんと野際陽子さんのお名前があって。イメージはぴったりです。頭の中で作中の二人の映像が浮かび、すぐさま「やりましょう!」とお返事し、初のドラマ化が決定しました。

後日、撮影現場にお邪魔する機会があったのですが、私の前を横切って行く野際さんを見た時、思わず「ウソでしょう!?」と声を上げそうになったことを覚えています。

これは作者にしかわからないことでしょうけれど、黒いドレスを着た野際さんの背中から腰、脚にかけての横向きのラインが、漫画とそっくりだったのです。こんなことってあるんだなあと感動しました。

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https://fujinkoron.jp/articles/-/1445