1:名無しさん


江崎グリコ、「プッチンプリン」など17ブランドを出荷停止

江崎グリコは、システム障害の影響により、ほとんどの冷蔵商品の出荷を停止したと発表しました。

 出荷を止めたのは「プッチンプリン」「カフェオーレ」などの人気商品を含む、乳製品や洋生菓子、果汁・清涼飲料など17ブランドです。

 江崎グリコによりますと、4月3日に基幹システムを切り替えたところ障害が発生し、受注や発注、出荷に影響が出ました。その後、全面復旧を目指して14日に出荷を止め、18日に再開しましたがシステムが正常に作動せず19日、再び出荷を停止したということです。

https://times.abema.tv/articles/-/10123317?page=1

江崎グリコ、SAPのシステム導入に大失敗して地獄を見る – 市況かぶ全力2階建
https://kabumatome.doorblog.jp/archives/66021195.html

 

2:名無しさん


西友も自動発注システムの不具合で欠品してたことあるよね

 

4:名無しさん


富士通の汎用機のままにしておけば良かったのに

 

112:名無しさん

>>4
富士通はサポート打ち切るんじゃなかったか


163:名無しさん

>>4
富士通はもうないよ
ハードはもうやらないみたいだし


229:名無しさん

>>4

富士通メインフレーム撤退で業界激震!レガシーシステム問題の深刻、企業の半数が刷新断念!?

2023.4.17 5:05

富士通がついにメインフレーム事業からの撤退を発表。現在、同社のメインフレームを利用している企業に激震が走っている。しかし、2026年までに約半数の企業がその刷新を諦めるという予測もある。レガシーシステムの大問題とは。


9:名無しさん


プッチンプリンの買い占めが始まる!

 

14:名無しさん


考えられん初歩的なミスだな
人を育てて来なかったツケが回っている

 

15:名無しさん


ビフィックス出荷停止は困る

 

16:名無しさん


ウチもSAP導入した当時、BOMの設定ミスで必要な発注出なかったり
過剰発注頻発して地獄を見たわ

 

22:名無しさん


上層部はプッチン切れただろうな

 

23:名無しさん


コンサルの言うこと鵜呑みにするから

 

37:名無しさん


担当者は辛いだろうな
損害何億とか一生トラウマになりそう

 

39:名無しさん


えー500mlのカフェオレ無いと困る

 

40:名無しさん


昨今、色々な所でシステムの不具合が発生しているけども、これはシステムが複雑に成り過ぎているせいなのか、それともSEの質が落ちているのか。

 

148:名無しさん

>>40
SAPなんて20年以上前からあるERPだろ今はどんなのかしらんけど
現場のルール変えずにシステムを作り込めば作り込むほど不具合起こり易くなるもんだから導入する企業のやり方で合う合わないはでると思う


213:名無しさん

>>40
今までずっと使って来たシステムのリプレイスは難易度高いよ
新規で作った方がいいレベル
んでも、これシステム屋の腕がダメだみたいに思われるんだろうな。


47:名無しさん


ほかのニュースで見たけど当初予算が215億、今現在で342億
今回売れなかった期間の損失まで合わせると2年分くらいの利益が吹っ飛んでいるような
どうすんだこれ

 

51:名無しさん


ひと月位売り上げなしか、給料もなしでいいな

 

68:名無しさん

>>51
スーパーの売り場を1月も開けとけないから、代わりにライバルメーカーの商品に売り場を取られて
その影響が何年も続くんじゃないの
グリコ森永事件で、ロッテにシェアを奪われて以来の事件だよ


58:名無しさん


5月中旬まで出荷停止ってすごいな

 

62:名無しさん


sapなんて使わんで日本のERP使えばよかったのに

 

65:名無しさん


内製化したとかXに書いてる人いるな
前からSAP技術者採用してたみたいだし

 

70:名無しさん

>>65
まじか…
SIer入れてた方が良かったのでは


75:名無しさん

>>65
まじか
ガッツあるってレベルじゃねえな
正気を疑う


127:名無しさん

>>65
システム子会社があるからそこでしょ
外注に投げるだろうけど


69:名無しさん


日本の特殊さにカスタマイズするのは新規で作るようなもんだな

 

77:名無しさん


最低限excelと人海戦術でなんとかならんのか

 

129:名無しさん

>>77
全国の小売からの受注管理
各地の工場の調達、生産、出荷
全国への出荷・配送の管理

町工場じゃないのだから無理だろう


79:名無しさん


SAPの導入ってどこも失敗してるなぁ
挿れたら良くなるんだろうけど

 

99:名無しさん


チルドだけダメって事はどっかの工場だけのシステムなのか

 

100:名無しさん


何言ってんのかSAPぱり分からん(´・ω・`)

 

136:名無しさん

江崎グリコ自身が>>100みたいな状況だと思う


106:名無しさん


弊社はSAP導入プロジェクトが開始されて6年経つが未だに稼働日を迎えていない

 

101:名無しさん


経理系しかわからんけど
SAPだけじゃ足りないとこ多すぎて
割と微妙だよな

 

190:名無しさん

>>101
経理系でも足りないとこあるよね。固定資産まわりはproshipを入れてるとこが殆どじゃないかな。
税務、開示まで考えると全然SAPで完結しないよね。


117:名無しさん


SAPに合わせて仕事を合理化できないなら、導入しないで効率悪い赤字垂れ流しの仕事したほうがまだマシだろ
日本特有の不合理な仕組みには合わないんだから

 

144:名無しさん


SAPの障害を5chで知るの久しぶりだわ
って感想なんだけどSAPはまだ欠陥だらけで運用してるんだな
諦めて専門職採用して自社内製した方が安そう

 

154:名無しさん


>>1
ゆな先生@JapanTank
【江崎グリコプッチンプリン生産停止の背景にあるもの】

江崎グリコは340億円かけてSAPを始めとするITインフラを整えようとしていた。IRにも書いてあった。
やけど、それが見事に失敗し、冷蔵品の生産停止まで追い込まれた。
江崎グリコのIT担当者+導入支援SIerが責任のなすりつけ合戦をするのは見えてるけど、元はといえばSAPも悪いから、思うことを書いていく。
ERPってのは、企業がモノをどれだけ作りました、在庫どれだけあります、いつまでに生産できます、売ったから売上増えました、利益出ました、いま現金いくらあります、みたいな企業のデータの処理・管理を統合的に行うソフトで、1990年代に流行した。
SAPは当初SAP R3という製品名で展開した業界のさきがけだが、国内でも大手の自動車メーカーや総合商社、製薬業など、ありとあらゆる業界に導入されていて、圧倒的なシェアを持つ企業となった。ドイツの企業。
SAPは他の多くのソフトウェアと同様、1990年代によく売れたバージョン”R3″からバージョンアップしていったが、20年たってもほぼ同じアーキテクチャで動いていた。
超絶使いにくいのに世界トップシェアのERPで、画面はWindows98の時代から変わってなかったが売れた。
とても高い上に評判は悪いので、Oracleとか他の企業がこの領域にチャレンジしようとしたが、うまくいかず打ち破れてSAPの独占が続いた。
この独占を良いことに、SAPは高額な保守料をせしめてきたわけやが、2015年に突如
「S4/HANAという新しいアーキテクチャの製品を発表する。現行のSAP利用企業は、2025年までにS4/HANAにアップグレードせよ、さもなくば保守を停止する」
と発表した。

 

155:名無しさん

>>1>>154
10年間あるとはいえ、SAPのソフトを高額で追加の費用を出してアップグレードし、ERP導入という巨大プロジェクトをまた会社を挙げて行おうなどそう簡単には出来ない。
現実に、江崎グリコ(年商3500億円)の会社規模で、340億円もかけてSAPのアップグレードをしなくてはならないわけで、どの企業にもあまりにもコストがかかる話であった。
これだけの規模のアップグレードとなると、ほぼ新たにシステムを導入するのと同じくらいの人員が必要になるわけだが、枯れた技術や領域であったERPの導入技術者になろうなどという若者は長らくいなかった。
みなPythonとかAIとか、新しい技術に行っていたわけやね。
だから技術者の高齢化も進んでいた。
しかし2025年のアップグレード期限が設けられたわけで、大量の大手企業が一斉にSAPアップグレードプロジェクトを開始した。
長らく人員が育ってなかったので、SAPの導入ができる技術者も国内に全く足りない状況になった。
そこで今度はすでにいるSAP技術者の奪い合いが発生した。
銀行のシステム開発の希少なコボラー(COBOL開発者)などと同じように、SAP技術者の高値での奪い合いが起き、オッサン技術者が高額で引く手あまたとなった。
これが1990年代におきた第1次SAPバブルに次ぐ。第2次SAPバブルと言う。
SAP社も技術者を増やそうと多少努力したが全く足りなかったので、深刻な問題に発展した。


156:名無しさん

>>1>>154
2018年に、経済産業省が「DXレポート」という報告書の中で言及した「2025年の崖」という言葉があるが、それはまさにこのSAPの大問題のことが大きい。
2025年の崖は、多くの企業に残るレガシーシステムの保守をやる人材がいなくなる・保守に金がかかりまくる、というレポートで、まさにこの問題が名指しで言及された。
1990年代から2015年まで25年に渡り多くの企業に売りまくってきた化石レガシーシステムSAPを、10年以内にアップグレードするには時間がなさすぎる。
さらに人材がいないから技術者の単価も倍以上に膨らみ、企業も膨大なコストを払うことになった。
メーカーサポートなしで使い続けることも出来ないわけではないが、セキュリティ対応や法改正対応もされなければ企業の基幹システムとしては危険すぎる。
しかし一部の企業は保守が切れても使ってしまおう、そんな金払えないし、という企業も続出した。
しかし古いソフトウェアを永久に保守対応をすることはSAP社にとってもコストがかかり無理な話で、MicrosoftもAppleも皆古いソフトの保守には期限を設けているのは言うまでもない。
結局、どう考えても2025年は間に合うはずもないので、SAP社は2025年から2027年まで保守を伸ばすと発表した。
しかしたった2年でも焼け石に水で、引き続き人が足りない状態が継続したのは言うまでもない。
そこでさらに2030年まで追加でお金払えば延長保守も受けられますよーと発表をしたが、それで間に合うのかも怪しい。
ここまでの話でわかるように、今回のプッチンプリン騒動でフォーカスを当てるべきは、おそらくSAP社のソフトウェア自体にバグや問題があったかどうかではない。
人が足りないことのほうが問題である。


157:名無しさん

>>1>>154
SAPの導入プロジェクト・アップグレードプロジェクトを遂行できる人材が明らかに市場に不足していて、かつ費用が馬鹿高くなってしまっているのが根本原因で、なんと340億円もかけてもしくじるという体たらくなわけで、これから他のSAP導入企業でも同じことが起きる可能性は当然ある。
かつて枯れた技術者扱いだったSAP技術者のしおれたオッサンたちは、今やコンサル単価・月300万400万で引く手あまたになっていると聞く。
あまりの需要に、実力のある技術者は独立し、年収4000万5000万になっている。
今や建設人材が足りなくて万博会場に出展をやめる国が多数出ていたり、木製リングに350億円かけてるのをみてわかるように、人が足りなければシステムを作ることが出来ないし、金をかければシステムは作れても、それでは企業に金がなくなって本末転倒である。
トラック運送業界、飲食店のバイト、ホテルの清掃スタッフ、建設業界、バスの運転手、あらゆるシーンで人が足りないと問題になっているが、人が足りなければクオリティの低い人材でも雇うしかないわけで、それは仕事の結果やサービスの品質にも現れてくる。


179:名無しさん

>>156,157
え、ずっとR3ベースでひっぱっとったんかい…
確かに20ー30年前にトレンドだったから化石化しててもおかしくはないけど独占に胡座を書いてたSAPに問題があるような気が…
しかもこれSAP使ってる大企業全てが抱える問題ッテことなんだろうけどほかのメーカーなんかはどうなってるんだろうな


186:名無しさん


HANAから勝ち目なんかなかったんだよ。
上流をきちんと設計できる人材がもう殆ど残ってないんでは?

 

279:名無しさん


日本企業の大半がSAPに浸食されてるってマジ?

 

274:名無しさん


これでも全国のシステムエンジニアの癒し系案件よなあwww
これより時間軸で業務停止期間が酷いシステムトラブルはそうそう無いわこれ
今後少々のシステムトラブルがあっても「ウチはグリコよりマシ」