1:名無しさん


日本では観られない『火垂るの墓』 世界から“反戦映画”として最高の褒め言葉を受ける

 2024年9月16日より、高畑勲監督作品『火垂るの墓』が世界190以上の国と地域で配信がスタートしました。

 残念ながらまだ日本では配信が解禁されていませんが、海外でこの作品はどのように評価されているのでしょうか?

 例えばアメリカを代表する著名な映画評論家ロジャー・イーバートさんは、「『火垂るの墓』は、アニメーションの見直しを迫るほど強力な感動体験だ。(中略)これまでに作られた戦争映画の傑作のリストに、必ず加えられるべき作品である」と絶賛していますし、The Cinephile Fixというサイトでは、

 「はっきり言おう。高畑勲監督、スタジオジブリ制作の『火垂るの墓』は、史上最高のアニメーション映画である。実写映画も含め、映画史上最も心に響く、胸を引き裂かれるような悲劇的な物語である」と最大級の賛辞を送っています。

 特に多くの評論家が指摘しているのが、徹底したリアリズム描写です。

 「野坂昭如の第二次世界大戦末期の物語を原作とする『火垂るの墓』は、主にアニメーションを使用して、悲惨なリアリズムを強調している」(Newyork Times)、「説得力のあるリアリズムと日常の重要性をしっかりと把握した描写により、節子の肉体的・精神的な崩壊を描いている」(SLANT Magazine)など、宮崎駿監督がファンタジーへの想像力の翼をはためかせているのに対して、高畑勲はあくまで自然主義的なタッチであることに注目しています。

 また、ディズニー映画と比較する論調も多く見受けられます。「ムファサの死(筆者注:『ライオン・キング』)やバンビの母親を失う場面がつらすぎて、見るに耐えないと思ったとしても、それは真の悲しみを理解していないということだ」(The Cinephile Fix)、

 「『バンビ』や『カールじいさんの空飛ぶ家』がアニメーション映画としてこれ以上ないほど感動的だと思っていたなら、この日本映画の傑作をぜひ見て欲しい」(The Gurdian)。

 『火垂るの墓』のリアリズム描写とディズニー作品のデフォルメされたCG表現を比較して、「高畑監督はディズニーと競っているわけではない。ハリウッドのアニメ作品では決して見られないような表現を追求することで、このジャンルを成長させている」(REELVIEWS)と論じている評論家もいます。

 特にアメリカでは、いかに高畑勲監督の演出手法がワン・アンド・オンリーであるかが伝わります。

 そして、『火垂るの墓』が反戦映画であることに異議を唱える評論家はほとんどいません。

 思えば、クリストファー・ノーラン監督による最優秀アカデミー作品受賞作『オッペンハイマー』は、原爆投下後の広島と長崎の惨状についての具体的な描写がいっさいないことに対して、日本のみならずアメリカでも批判が巻き起こりました。

 「反戦映画だ」「いや、反戦映画ではない」という議論がSNSで交わされたのです。

 一方で『火垂るの墓』が描くのは、太平洋戦後直後を舞台に、ある兄妹が空襲をどのように生き延び、どのような末路を迎えたかという、非常にミニマルな物語です。

 「親も家も失い、飢えと米軍の爆撃、そして大人の身勝手な無関心に苦しめられながら、放浪を余儀なくされる。しかし、苦悩と絶望だけではない。自然の美しさや子供らしい喜びの瞬間もある。それだけに悲劇がより一層胸に迫る」とThe Gurdianが記した通り、彼らの旅路にフォーカスを当てたからこそ、観る者の心を大きく揺り動したのでしょう。市井の人びとを丁寧に描くことで、たぐいまれな反戦映画となったのです。

 アメリカの映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」には、プロの批評家による評価のトマトメーターと、一般ユーザーによる評価のオーディエンススコアのふたつがありますが、『火垂るの墓』はそれぞれ100%と95%という高評価をマークしています。

 ここに書かれた、あるオーディエンスのレビューが、ある意味で『火垂るの墓』という作品の本質を端的に言い表しているかもしれません。

 「素晴らしい映画だ。もう二度と見たくない」(Good, great, amazing movie. Never watching again)

 それは、二度と戦争の惨劇を目にしたくないという、反戦映画として最高の褒め言葉ではないでしょうか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5644bff9b4f6961e5262e2b99e65d446f350a1d2
https://i.imgur.com/GMyT8dR.jpeg

 

3:名無しさん


はだしのゲン見ろや

日本人はみな
あのトラウマ抱えて生きてきてるんや

 

100:名無しさん

>>3
あれはギャグ漫画だろ


130:名無しさん

>>3
最後は自立だしなあ


165:名無しさん

>>3
パヨ漫画として知れ渡りかなり地位が転落した


4:名無しさん


まずい、もう一杯の逆だな

 

5:名無しさん


兄貴がクズなのが…

 

7:名無しさん


二度と見たくないのは映画的に正しいのか分からんが俺も見たくないわ悲しすぎる

 

10:名無しさん


ぶっちゃけ変にプライド拗らせた主人公のミスだよね

 

16:名無しさん

>>10
14歳だからなんとも言えない
ホントに2人で生きようと思ったんじゃないの?
でもほぼ無理な話で


12:名無しさん


餓死したやつか

 

19:名無しさん


トトロと並行で作る時に、駿と勲で近藤喜文をガチで奪い合いになったって有名な話があるが、
正直近藤さんが作監したトトロが見てみたかった

 

21:名無しさん


これは作り話でもこんな風に惨めに死んだガキとか多かったんかな当時は

 

36:名無しさん

>>21
当時にあんな我を通す子供なんて相当浮いてたはず。親が甘やかして育てないとこうはならない。
体罰なんて当たり前の時代だったのに。


400:名無しさん

>>36
おばさん宅での清太と節子の態度みても
母親から育児放棄されていたのかも、とも
ただ甘やかして育てていた
二人が食事するのを見ながらうちわで
扇いでやる母親


24:名無しさん


反戦映画ではまったくない。
戦争という舞台背景で14歳と4歳の子供がどう生きたかって、野坂昭如の半自伝の話し。
良いも悪いもない。

 

30:名無しさん


「素晴らしい映画だ。もう二度と見たくない」
日本人もこの感想が一番多そう

 

37:名無しさん


子どもの頃これ見て戦争は嫌だと心から思えたからそれだけで意味がある映画やろ
難しいこと抜きで子ども心に刺さるものある

 

38:名無しさん


何回も見たいもんじゃないのは確か

 

39:名無しさん


子供の頃は「おばさんヒドイ」と思ってたけど、大人になってから観たら兄貴がクソすぎる

 

50:名無しさん

>>39
大人になってもおばさん酷いって思ってしまう
だって相手は子供だしな
生きるの必死でおばさんも余裕なかったんだろうけど


306:名無しさん

>>39
本人がダメな兄貴だったからこうしてやれば良かったって付け加えた
だからクソやと思うのは当然
リアルでは餓死させたりして悔やんでたから


45:名無しさん


日テレが許さないからジブリはサブスク解禁されないんだよな

 

58:名無しさん


原作は読んでないから知らんけど、
勲が当時のインタビューで「清太はあえて現代風の子供として描いた」とか言ってて、正直「は?」って思ったのなんか覚えてる

 

59:名無しさん


これ見たことないわ、配信してくれ

 

78:名無しさん


節子が死ぬときに、上流階級の家からピアノの音が流れるシーンあったけど、あれがすべてだよな。

例え戦争が起きたとしても、もしも父親が生きていたらあちら側だったのにっていう、貧しさを知らずに甘やかされて育ったお坊ちゃんのワガママが招いた顛末。

 

93:名無しさん


野坂が妹に冷たくして死んでじゃったから
後悔と贖罪の意味で小説の清太は妹に優しい

豆な

 

114:名無しさん


あの悲惨さが海外でも通じるのね、明らかに 日本の話なのに

 

115:名無しさん


反戦映画ではないだろ
高畑は馬鹿な兄貴が妹を死なせたシニカルな物語を作りたかっただけ

 

148:名無しさん

>>115
戦争あんま関係ないよな
母親が交通事故に遭って…でもあまり変わらない
要は兄貴がアホすぎた


157:名無しさん


トトロのさつきと節子の生まれ年が同じで節子が生きてたらあの年になってますっていう同時上映ならではの対比設定があるんだよね

 

172:名無しさん


火垂るの墓は原作者がふざけたオヤジだからいいんで
これが真面目な反戦活動家みたいな奴だったら押しつけがましくてこんな愛されてない

 

173:名無しさん


最後のシーンがトラウマ
うちの子が小さい頃録画したら何度も見てて
それもいやだった

 

211:名無しさん


アメリカのレビュー

・妻が子ども達のために買った
・子どもに見せる前に夫婦で見よう
・途中リタイアを申し出る妻に「お前が買ったんだろ」って最後まで視聴
・なんか捨てられないし、誰かにあげるわけにもいかないし、未だに棚に並んでる

まぁ呪いのアイテムだよね

 

215:名無しさん


>>1
最後の感想めっちゃ分かるわ
やっと同じ体験をしてくれたんだな笑