故芦原妃名子さんの漫画「セクシー田中さん」を連載していた小学館の広報担当者は7日、取材に対し、同社公式サイトで発表した声明以外は「回答できません」とした。
小学館は6日、社員向け説明会を開き、芦原さんが急死した経緯などについて会社として社外発信する予定はないと説明したと7日、一部で報じられた。これを受けてSNSでは有名漫画家やネットユーザーから説明を求める声が上がっているが、同社が1月30日に発表した声明以外の対応は現時点でないという。
芦原さんは1月29日、栃木県内で遺体で発見された。漫画誌「姉系プチコミック」で芦原さんの漫画「セクシー田中さん」を連載していた小学館は翌30日、公式サイトで声明を発表。
「漫画家の芦原妃名子先生が、逝去されました。『砂時計』で第50回、『piece』で第58回小学館漫画賞を受賞され、2017年からは7年にわたり『姉系プチコミック』で『セクシー田中さん』をご執筆いただいておりました。先生の生前の多大なご功績に敬意と感謝を表し、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。先生が遺された素晴らしい作品の数々が、これからも多くの皆様に読み続けられることを心から願っております」と追悼していた。
「セクシー田中さん」は昨年10月期の日本テレビ系連続ドラマとして放送された。これをめぐって芦原さんと制作サイドで見解の相違があったとされている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b034ea5cff73754cb82af3775e26188d322e8132