グラミー賞の公式ツイッターもBTSのパフォーマンス写真を投稿し、「Butter」の歌詞になぞらえて「BTSより“スムーズ”なグループを挙げてみてください。これは皆さんへの挑戦です」と、彼らのパフォーマンスを称えたのだが、彼らのパフォーマンスに納得がいかなかった人物が1人。
これまでに7度のグラミー賞受賞を誇り、今年はプロデュースを手がけたカニエ・ウェストのアルバム『ドンダ』で主要部門の最優秀アルバム賞にノミネートされていたプロデューサーのマイク・ディーンは、グラミー賞公式アカウントのツイートに一言、「誰でも(できる)」とリアクションした。
BTSへのディスがエスカレートしていったマイク・ディーン
当然、マイクのこのツイートには、ARMY(BTSのファンの愛称)たちから猛反発が寄せられることに。マイクには多くの反論が寄せられたのだが、彼はむしろ、BTSへのディスをエスカレートさせていく。
スポティファイに掲載されているデータを持ち出し、41年のキャリアを誇るマイクが385曲にクレジットされている一方で、BTSのリーダーであるRMは27歳で180曲にクレジットされているとファンに指摘されると、マイクは「(BTSの所属事務所である)BIGHITの従業員の発言に基づいてBTSのメンバーが『自分たちの曲の90%を書いている』って言うARMYたちの主張を読むと笑えるよ。ハハハ。BTSのメンバーが自分たちの曲の90%を書いてるわけないだろ」と、根拠のない反論。
マイクはさらに、BTSの曲には「1曲につき9人〜10人もソングライターがクレジットされているだろ」と続けた。
しかし、マイクはここで、別のファンから、自身が参加したカニエ・ウェストの楽曲「Blood On The Leaves」には13人もクレジットされていることを持ち出され、“人のことを言えない”と指摘されることに。マイクはこれには、ただ「名曲だよな」とだけ返信した。
一連の愚痴を吐き出したマイクはその後、「オーケー。ごめんよ、BTS。からかっただけだよ」とツイートし、BTSに謝罪した。
BTSへのディスを連投したマイクだったが、その理由は、自身がノミネートされていた最優秀アルバム賞の受賞を逃した“八つ当たり”だったと主張。
「いいかい、みんな。俺は最優秀アルバム賞について怒っていたんだ。投稿すべきではなかったと思う。ガールフレンドに指摘されて申し訳ない気分になったよ」とツイートした。
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