大分県竹田市の50代の女性が「ネット通販で未払いがある」などと電話を受け、架空請求の手口で130万円をだまし取られる特殊詐欺被害が発生しました。
警察によりますと、12日、女性の携帯電話に男性から「昨年5月、ネット通販で物品を購入したが未払いである。今日中に支払わないと明日裁判する」といった電話がありました。
女性は、その日のうちに市内のコンビニエンスストアで30万円の電子マネーを購入し、相手に利用番号を伝えました。
また、翌13日には「あなたの電話はウイルスにハッキングされ個人情報が漏れている。和解には50万円が必要」などと連絡がありました。女性は、インターネット上で50万円分の電子マネーを購入し、相手に利用番号を伝えました。
さらに、17日には「個人情報が漏れたことで10人があなたを訴えている。和解金が必要」などと連絡があり、女性は21日に相手が指定する口座に50万円を振り込みました。
この3件で、女性はあわせて130万円をだましとられたということです。
警察は「お金が絡む電話は詐欺を疑い、警察や家族に相談してほしい」と呼びかけています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/84135c9d1f6191054b82a824287eb6e83a7578ae