1:名無しさん


PEPSI MAN (1996) 海外では放送されていない日本独自のCMなのに、なぜか今も海外ですごく人気があり、Youtubeで1900万回くらい再生されている。

昔のBATMANみたいな曲をって頼まれましたが「♪ダダダだダダダだ ペプシマーン!」じゃ同音程を変えてもまんまになるので、よりスピード感を感じるよう「♪ジャン、ジャン、ジャジャ..」と跳ねる感じで提案しました。

演奏は豪華で、George Doering (Gt) Neil Stubenhaus (Bs) David Kemper (Dr) The Waters (Cho) Jerry Hey Group (Brass) と、わかる人にはちょっと考えられないほど世界のトップミュージシャンが演奏しています。

映像はYoutubeから。長〜いけど、見た事がないものがたくさんありました。

 

 

 

 

 

 

 

このCM、タレントも出ていないので、実際にはそれほどお金かかってないです。撮影もごく少人数で行っていますし、CGも向こうの2軍チームですから。
当時のアメリカやワールドワイドのペプシのキャンペーンはマイケルジャクソンとかとんでもないことになっていて、日本の数十倍(いや、もっとですね)の金額でキャンペーンやっていました。

 

 

 

ええミュージシャンは、他のCMなどでもよく演奏していただいていた方々にお願いしています。当時$1=80円くらいの円高でしたから、スタジオ料金なども日本よりかなり安い感じでした。自分が手掛けたとんねるずのアルバムも、そういった理由でLAでMIXしました。現在の円安、この30年間のアメリカの報酬アップを考えると、今作ろうと思うとかなりの金額になりますね。