2:名無しさん




患者:70歳,女性.
初診:2003年7月■日.
主訴:舌のマムシ咬傷および腫脹.
既往歴:慢性関節リウマチ,糖尿病(食事療法中),高康血
圧症(服薬中),胃潰瘍(服薬中).
家族歴:特記事項なし.
現病歴:2003年7月■日15時ごろ、自宅でお茶を飲もうとして、長男がマムシ酒を造るためにマムシを入れていたペットボトルに誤って口をつけ、中にいたマムシに舌を咬まれた。マムシはすぐに舌から離れたが、直後より舌が腫脹してきたため、近病院を受診した。診察中も舌の腫脹は増大傾向を示し、呼吸困難を訴えるようになったため、15時56分に同病院より当院救急部に対してドクターヘリの要請がなされた。ドクターヘリは、16時00分に当院を離陸し16時04分に現地着陸、ただちに救急治療が開始された。到着時、患者の意識は清明で、血圧130/75mmHg、脈拍100回/分、フェイスマスク装着による酸素投与が行われており、血中酸素飽和度は99%であった。舌は著しく腫脹し、下顎および頸部にも軽度の腫脹が認められ呼吸困難を訴えていた。舌および頸部の腫脹がさらに進行し、上気道閉塞による窒息の危険性があると判断され、経鼻気管内挿管による気道確保が行われた。16時34分当院に緊急搬送され、ICUに入院となった。入院後、救急部より腫脹著しい舌の処置依頼にて当科に紹介された。

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