1:名無しさん




先天性(生まれつき)の背骨の奇形、神経・筋原性(神経や筋肉に原因がある)や結合織異常(身体を支える組織の異常)、外傷、腫瘍など、原因となるものが明らかな側弯症のほか、特に原因のないものがあります。これを特発性側弯症といい、脊柱側弯症の80%以上を占めます。

特発性側弯症は、10歳未満で発症・診断された早期発症側弯症と、10歳以降で発症する思春期側弯症とに分類されます。思春期に発症するものが最も多く、また男子に比べ圧倒的に女子に多い(5~8倍)ことが知られています。通常は成長(身長の伸び)とともにねじれを伴った側弯変形が進行し、成長の終了とともに進行も止まります。変形は残りますが軽度の変形であれば、腰痛など痛みの原因になることはなく、妊娠や出産などその後の生活にも影響しません。

しかし、「ある程度以上」に変形したものはその後も少しずつ進行し、やがて内臓を圧迫するようになり、健康に害を及ぼすこととなります。変形が大きくなると肺の圧迫から呼吸障害をきたし、さらには心不全を起こす可能性があります。そのため、「ある程度」の変形を超えないよう、早期発見と診断、早期の治療介入が重要となります。

https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/scoliosis/