1:名無しさん




グループ内には、サトフードサービス(「和食さと」、「天丼・天ぷら本舗 さん天」)、フーズネット(「にぎり長次郎」など)、M&Sフードサービス(「めしや宮本むなし」)、家族亭(「家族亭」)、サト・アークランドフードサービス(「かつや」、「からやま」)などの子会社とブランドを複数有している。

そんな同社の直近の業績(2025年3月期)は売上高674億円、営業利益27億円と、増収増益を達成。今期(2026年3月期)も売上高760億円、営業利益30億円と、さらなる増収増益を見込んでいる。

こうして見ると業績好調で文句なし、と言いたいところだが、懸念点もある。ひとつは営業利益率の低さ。多業態戦略で経営資源を分散している以上、仕方ない面もあるが、4.0%と今一つの数字になっている。

さらに心配されるのは主力ブランドである「和食さと」と「にぎり長次郎」の客数減。前者は長年グループの要として、後者は人気の回転寿司チェーンとして、それぞれ同社を牽引してきた存在だ。

ところが同社の月次情報によれば、和食さとは前年12月から、にぎり長次郎は前年10月から、今日に至るまで既存店ベースで客数の前年割れが起こっている。おそらく値上げの影響が大きいように思えるが、コロナ禍を除けば《過去最大級の客離れ》とも言えるだけに、主力ブランドの立て直しは喫緊の課題になっている。

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