1:名無しさん




養子縁組による相続税対策のメリット(基礎控除の増加)

養子縁組をすると法定相続人の人数が増え、その分だけ相続税の基礎控除額が大きくなります。

基礎控除額は次の計算式で決まります。

3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の人数

つまり、相続人が1人増えるごとに600万円分の控除が追加される仕組みです。

法定相続人が1人の場合
 基礎控除額=3,000万円+600万円×1=3,600万円

法定相続人が2人の場合
 基礎控除額=3,000万円+600万円×2=4,200万円

例えば相続財産が4,000万円あるとき、
相続人が1人なら 4,000万円−3,600万円=400万円 が課税対象となります。
しかし相続人が2人なら、基礎控除額4,200万円の範囲内に収まるため、課税対象は発生しません。