バフムートで戦う部隊からの報告は、30日が大半の日よりも静かに過ぎていったことを示唆する。ウクライナ国家国境庁は、ロシア軍に加わる民間軍事企業「ワグネル」の突撃部隊2隊が排除されたと述べた。
また第46独立空挺(くうてい)旅団は非公式のSNSアカウントでロシア軍の動きについて、バフムート市内ではより活発になっているものの、周辺の西部及び北西部の集落に対する圧力は弱まっていると述べた。ワグネルの傭兵(ようへい)らと正規軍との間に連携はほとんどみられないとし、バフムート市内に展開するワグネルの部隊がロシアの軍用機から攻撃を受ける状況にもなっていると主張した。
一方でドネツク州の軍政当局トップ、パブロ・キリレンコ氏は、バフムート周辺の前線や同市の北西に位置するチャシブヤール、アウディイウカ、マリンカは依然として継続的な砲撃に晒(さら)されていると述べた。
https://www.cnn.co.jp/world/35201993.html