ロシア鉄道は、モスクワ地域の主要コンテナターミナルの一つであるセリャチノへのコンテナの輸送を10日間停止したと、このターミナルで働く同社の従業員らが明らかにした。
ロシア鉄道の文書によると、この制限は11月12日から21日まで実施されており、ターミナルが混雑し、モスクワ鉄道が過積載になっていることが原因である。
もう一つの大きなターミナルであるエレクトロウグリでも状況は同様だ。コンテナを積んだ列車もそこへは到着できず、首都から約1000キロ離れたペルミとキーロフの間の地点で10日以上も停車している。
配送の遅れは甚大で、1か月は良い時期と考えられており、2か月はもはや珍しくない。極東から中央ロシアへの輸入ルートの主要駅は、機関車が切り離され、無期限に側線に放置されたままの放棄された列車で混雑していると荷送業者は言う。
ロシア鉄道はほとんどの場合、列車を運休させる必要がある理由を、車両と機関車の乗務員の不足であると運輸会社の従業員は説明する。ロシア鉄道のドミトリー・シャハノフ副総裁は、同社には運転手が2,500人不足していると述べた。
問題は非常に深刻で、11月初旬には複数の大手鉄道会社の代表がイゴール・レヴィチン大統領顧問にロシア鉄道について苦情を申し立てた。彼らは、顧客である荷送人がますます積載用の貨車不足に直面するようになっていると書いている。彼らの推定によると、10月中旬にはすでに、ロシア中央部への輸送予定の貨物の35~40%が西シベリア鉄道に積まれていなかった。
Russian Railways has practically stopped cargo transportation in Russia
— PS01 △ (@PStyle0ne1) November 16, 2024
Russian Railways has stopped sending containers to one of the main container terminals in the Moscow region, Selyatino , for 10 days, according to company employees working with this terminal.
The… pic.twitter.com/MHbzLfiweO