大英博物館にある「アマルナ文書」の一部。
— 有村元春/ Motoharu Arimura (@011235Moto) July 8, 2025
博物館によってはバラバラに、かつさりげなく展示されている場合があるので、見落とさないよう気が張ります。 pic.twitter.com/eOLCbSg8Hc
アマルナ文書(アマルナぶんしょ、Amarna letters)は、エジプト中部のナイル川東岸アマルナで発見された楔形文字の書かれた粘土板文書である。
アマルナ文書の多くは、エジプト第18王朝のファラオであったアメンヘテプ4世時代(在位:紀元前1353年?頃~紀元前1336年?頃)の外交政策と国際関係を示した史料で、紀元前14世紀の古代オリエントを知るための重要な情報源のひとつとされており、ベルリン博物館、大英博物館、カイロ博物館などに収蔵されている。
アマルナ文書は1885年、アマルナで肥料として使用する日乾煉瓦の材料を探していた地元女性によって偶然発見され、1891年、エジプト考古学者のフリンダーズ・ピートリーによってアテン大神殿の南、ファラオ通信文書館跡から出土したものであることが確認された。出土した総数は382枚にのぼり、紀元前14世紀の前半から中盤にかけてのオリエント列強やエジプト支配国の高官たちがファラオに宛てた外交書簡で、多くが当時の近東の国際公用語であるアッカド語で記されている。
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