1:名無しさん




そんななか、28日の衆院外務委員会では、立憲民主党・原口一博議員(66)が、「脅威というのは意思プラス能力ですから。高市総理が今回の答弁で、中国に武力行使をする、脅威を与える、そんな発言をしたか。全くしてない。法の当てはめを聞かれて、ケースを答えたに過ぎない。しかし返ってきたのが旧敵国条項。とんでもない」と主張。

続けて、「中国の隘路は日本だと思う。例えばレアアース、中国が100パーセント持っていますが、レアアースを生成する技術を持っているのは日本です。日本にレアア―スが来なければ、彼らは生成することはできない」と発言。日本と中国の関係は“win-win”で、中国が日本の技術に頼らざるを得ない機会もあることから、旧敵国条項まで持ち出すやり方は適切ではないとの認識を示した。

その上で、高市氏が、存立危機事態の認定をめぐって、歴代政権が堅持してきた「個別具体的な状況に即し政府が総合的に判断する」(曖昧戦略)という認識を飛び越え、台湾周辺における中国の軍事行動に言及したことに対し、以下のように述べた。

「今回も高市さんに謝れと言っているけど、かえって国際社会は強いメッセージで彼女を支えてますよ。むしろ国内の方が、“なんで曖昧戦略をひっくり返すのか”と。我々立憲民主党も曖昧戦略です。自民党も高市内閣も曖昧戦略を放棄したわけじゃない。ここだけは確認してください」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA301TY0Q5A131C2000000/