1:名無しさん




・参考事例

■耕作者には損害賠償を求める権利がある

本件の具体的な損害額は不明ですが、一般に田畑を汚染して耕作不能にした場合、耕作者が被る損害について賠償する義務が生じます。

「新規就農ガイドブック」(全国農業会議所発行)によると、1反(約1,000㎡)あたりの標準的な売上高は以下のとおりです。

稲作:14.2万円
ナス:312万円
トマト:173万円

休耕を余儀なくされれば、これらの売上相当額を補填する責任が発生します。

さらに、汚染が長期に残り、最終的に水田の買い取り(財物賠償)が必要となるケースもあります。この場合、福島原発事故時の基準が参考になります。

政府・東京電力が2013年(平成25年)5月に示した賠償基準単価は、 1㎡あたり350円〜1,200円。 これを1反(1,000㎡)に換算すると 35万円〜120万円 となります。

(田畑の種類や条件によって賠償額は大きく異なります。)

https://www.think-sp.com/2015/03/31/%E4%BA%A4%E9%80%9A%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%AE%E6%90%8D%E5%AE%B3%E3%81%AE%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%95%E3%82%92%E6%8C%87%E5%B0%8E%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B-%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%94/