1:名無しさん




 自民党は2日、参院選総括をとりまとめ、発表した。大敗の要因について「国民に寄り添い、暮らしの安心を確実に届けることができなかった。国民との意識の乖離(かいり)を起こしてしまった」と分析。派閥の裏金問題を「自民党に対する不信の底流」と位置づけた。石破茂首相の個人責任への言及はなかった。

森山裕幹事長が委員長を務める「総括委員会」が、参院選後に落選者や有識者へのヒアリングを実施。総括では「自民党離れ」を招いた要因として9項目を列挙した。

具体的には、物価高対策として掲げた国民1人あたり2万円給付について、「党全体として一丸となって説明する姿勢・体制が取れず、減税をすべきとの野党の分かりやすい主張に対し、十分に対抗できなかった」と振り返った。「わが党がいかなる減税にも抵抗する政党のような印象を与える結果となってしまった」とも記した。

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