1:名無しさん




4歳までは電気もなくランプの生活だった。兄は家業を継ぐため高校に進学したが、佐藤は4人兄弟の次男であることを理由に、高校進学を断念するようにと親から言われた。それでも受験だけは認められ、成績が上位だったので「働きながらであれば通学して良い」と父に許された。高校時代は土日も含めて八百屋のアルバイトとして働きづめで勉強どころではなかったが、3年の3学期に、働きながら北海道大学に進学すると決め、札幌市でアルバイトをしながら予備校に通い、2浪を経て合格。当時は1日4時間以上眠ったことがなかったという。

北大在学中に学費が尽き、1年間休学して防水工事の仕事をして捻出した。社長からは大学を辞めて残るよう勧められたが、「門をくぐった以上は門から出たい」と復学を選び、卒業後の就職先として北海道と環境が似ている長野県の精密機器企業を目指したが、受験すら許されなかった。教授に「精密機器ならシチズンもある」と勧められ、入社。新入社員の決意表明では「私は副社長までやります」と宣言した。 [1] 所有株式数6,026株。

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