1:名無しさん




上海国際博覧会は、2010年5月から10月にかけて上海市浦東新区の上海世博園で開催された国際博覧会である。会期は6か月に及び、参加国・地域・国際機関の数や会場の規模において過去最大級を誇った。

国際博覧会の歴史は約160年にわたるが、発展途上国での初開催と広く紹介された一方で、1949年のハイチ・ポルトープランス博覧会や、1999年の中国・昆明世界園芸博覧会、2006年のタイ・チェンマイ国際園芸博覧会など、先例に当たる事例も存在している。

今回の博覧会では、これまで万博に参加したことのなかった北朝鮮が初出展し、また中華民国(台湾)が1970年の大阪万博以来40年ぶりに参加したことが注目を集めた。アメリカ合衆国も2000年のハノーヴァー万博を資金難で見送った経緯を持つが、2005年の愛知万博に続き出展を果たしている。

最終的に193か国が申請し、うち189か国が実際に出展。クウェート、ブータン、ブルキナファソの3か国は開幕前に参加を取りやめたものの、万博史上最多となる246の国・地域・国際機関が集結した。敷地面積も過去最大規模に達し、中国国内では皇帝時代の「万国来朝」にたとえられるなど、国際的な存在感を誇示する催しとして記録されている。

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