1:名無しさん




シンガポール/モスクワ、8月28日(ロイター) – 中国はロシアとの協議で第2パイプライン建設が進展せず、モスクワの新たな輸送経路の模索が妨げられていることから、既存のパイプラインを通じてロシア産天然ガスの購入を増やしたいと、業界筋2人がロイター通信に語った。 来週、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と中国の習近平国家主席が中国で会談する 際、エネルギー問題が議題の主要点になると予想される。

しかし、関係筋によると、今回の訪問中に、中国北西部に500億立方メートルのガスを供給する136億ドルの「シベリアの力2」パイプライン計画が進展する可能性は低いという。

その代わりに、中国は既存の「シベリアの力1」パイプライン経由のガス購入量を現在の380億立方メートルから増やすことを検討していると彼らは言う。

情報源はこの問題について公に話す権限がなかったため、名前を公表することはできなかった。

ロシアは、ウクライナ侵攻に対する西側諸国の制裁で欧州市場を失った後、アジアへの石油・ガス輸出の拡大に熱心である。 ロシアは50年以上にわたり西シベリアからヨーロッパにガスを供給しており、西シベリアは年間1800億立方メートル、つまりヨーロッパのガス需要の最大40%を供給し、モスクワに年間最大900億ドルの利益をもたらしていた。

ロシアは2019年に「シベリアの力1」パイプラインを通じて東シベリアから中国への輸送を開始した。

https://www.reuters.com/business/energy/china-seeks-more-russian-gas-via-old-link-new-pipeline-stalled-2025-08-29/