1:名無しさん




雨漏りが引き起こす主な被害と注意点

雨漏りによる被害の中で、まず目に見えて確認しやすいのが内壁や天井にできるシミです。 一度できてしまった雨ジミは、掃除では消せないため、クロスや天井材を交換しなければなりません。そのまま放置すると、部屋全体の見た目が悪くなり、居住環境の質も下がってしまいます。

さらに、雨漏りの原因を修理せずに内装だけ補修してしまうと、何度もクロスの貼り替えが必要になり、そのたびに余計な費用と手間がかかってしまいます。

雨漏りが年に1〜2回程度の軽度で、すぐに乾燥するようなケースであれば、木材の腐食や金属のサビなど、大きな劣化にはつながりにくいこともあります。

しかし、雨漏りが頻繁になると、状況は一変します。

建物を支える重要な構造材である木材は、濡れた状態が2〜3週間続くと腐敗が始まり、耐久性が大きく損なわれます。 また、金属部分も濡れている時間が長くなるほど、サビが進行し、強度に影響を与えかねません。

なお、室内に雨水が漏れてこなくても、壁の内側や天井裏で水が浸入しているケースもあり、その場合でも構造材の劣化は着実に進行します。目に見える被害がないからといって油断せず、早期の点検と対応が重要です。

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