1:名無しさん




イタリアの人気YouTuber集団「Carmagheddon」が手掛けた「世界一低い車」は、まさに“狂気と情熱”の塊とも言える異形のプロジェクトです。彼らが改造のベースとしたのは、伊フィアット社のコンパクトカー「パンダ」の初代モデル。廃車置き場から見つけ出したこの車を、なんと水平に真っ二つに切断し、上半分だけを使って新たな車を生み出しました。

その驚くべき特徴は、地面から車体までの高さがわずか3センチメートルしかないという点です。もはや“走る車”というより、“這う車”。しかし、驚くべきことにこの超低車高車は、自走可能かつドライバーが実際に中に入って運転しています。

designboomの報道によれば、Carmagheddonのチームはこの「パンダ」の上部を、専用に組み上げたゴーカートサイズの車体フレームに載せるかたちで構築。車輪は前方に1つ、後方に2つの計3つ。駆動には2ストロークの芝刈り機用エンジンを使用するなど、発想も部品選びも型破り。

運転にも特別な工夫が凝らされています。ドライバーはなんと、細い木の板の上に寝そべった状態で運転。フロントガラスからの視界は使えないため、車の屋根に取り付けたウェブカメラの映像をスマートフォンにライブストリーミングし、それを見ながら操縦するという仕組みです。

https://www.pen-online.jp/article/013974.html