江戸時代の話。
— ミサンザイ 『江戸ー明治神武天皇図図鑑』「天皇を旅する本」など頒布中 (@katsunomisanzai) December 4, 2024
ある侍が庭で飼っていた孔雀を狐に食い殺されてしまった。怒って邸内の稲荷の社を破壊したところ、夢枕に狐があらわれ
「それは俺じゃない、証拠をだします」といって消えた。
三日後、また夢に狐がでて「犯人を成敗しました」というのでその朝庭を覗くと、大きな古狐が死んでいた
侍は庭の社を再建した。
— ミサンザイ 『江戸ー明治神武天皇図図鑑』「天皇を旅する本」など頒布中 (@katsunomisanzai) December 4, 2024
…というのだがこのひと孔雀をキツネに殺された→庭の稲荷社破壊とか行動がちょっと短絡的すぎるのでは。
とも思ったんだけど、昔の人はそれだけ稲荷=狐であるってイメージが強かったということだろうか。しかし話全体を通してお侍さんより狐のほうがよっぽど冷静かつ理性的
なんならこのお侍さん、邸内稲荷を破壊しただけでは飽きたらず勧請もとの稲荷まで壊そうと計画している。どういう思考回路…
— ミサンザイ 『江戸ー明治神武天皇図図鑑』「天皇を旅する本」など頒布中 (@katsunomisanzai) December 4, 2024
おまえ稲荷のくせに配下の狐の管理もできてねえじゃねえかという組織人的発想からの行動だったんだろうか
松浦静山の『甲子夜話』には、林述斎の話として、東本願寺門跡が洛外に別荘を造営するために門跡自身が見分に行ったところ、古い狐穴が多くあったのを見て、すべて埋めよ、と命じました。
— 釋賢昭 (@adg632363) December 5, 2024
その帰りの道中で門跡一行は、狐に誑かされて道に迷い、その後、東本願寺は自火で全焼したと述べられています。
祟られた、という話じゃなくて良かったな、と思いましたね。徳の高い?狐さん(お稲荷さん)ですね
— 俵屋 (@Urbq1X6CQAAHQkU) December 4, 2024
京都市上京区の水火天満宮には六玉稲荷大明神社がありますが、このお稲荷さんは、東本願寺から移されたと伝えられており、東本願寺門跡が狐に誑かされた話や狐の祟りで東本願寺が全焼した話と関係するのでは無いかと調査中です。
— 釋賢昭 (@adg632363) December 5, 2024
なお林述斎は、東本願寺門跡のことが大嫌いだったみたいです。
— 釋賢昭 (@adg632363) December 5, 2024
しかし、林家の先祖は元々、加賀出身の本願寺門徒で、洛中に菩提寺として本願寺派(西本願寺)のお寺を建立しています。
狐うんぬんの前に、孔雀を庭で飼ってるってどんなお大名なのかと、そっちが気になってしまった😅
— 嘘苦斎💙💛 (@usokusai) December 5, 2024
孔雀を飼ってたって、どんなお大名様Σ(・ω・ノ)ノ!
— 丑十 (@HRYfxaf1meVbPyf) December 5, 2024
って、ことは、それなりのお稲荷様を勧請していたという事で、疑いを掛けられれば沽券に関わる・・・
祠を壊されても怒りもせず、罰を当てる事もなく、淡々と「犯人を成敗」したお稲荷様、徳が高すぎませんか!
ありがたや ありがたや👏
この稲荷の狐が偉いのは、濡れ衣を着せられたことを弁解するだけでなく、犯人を成敗までしたこと。同族が悪さし、それが自分達にまで類が及んだことを憂いてでしょう。
— Norahchrome (@noracrow828) December 6, 2024
だがちょっと待ってほしい。
— (たかいた改め)考え中 (@takcha13tea) December 6, 2024
そのタヌキは本当に真犯人だったのだろうか?
狐界は掟が厳しい、 https://t.co/ibWeT8irK6
— TM-N@ロシア式 (@RUSWANKO) December 6, 2024
お稲荷さんとか社壊されたら祟っても全然おかしくないのに
— びるだー嫁 (@yome_DQBsuki) December 5, 2024
めっちゃ話し合い誤解を解こうとする姿勢現代っぽいなぁ好き https://t.co/ZzchSjiYuB
やはり日ノ本の武人は古来より舐められたら負けと云う精神が基本なんじゃろうなぁ… https://t.co/kNYl3e6tBK
— d-sk (@disk1978) December 5, 2024
大好きこういう話 https://t.co/5d5gs0uXzI
— モノト@12/15までは秋🍁 (@mono_ot) December 5, 2024