1:名無しさん




9日、都心の区分マンション投資家として知られるXユーザー「借・金太郎」氏(@leveredmansion )が自身の保有マンションの管理組合総会議案を公開し、話題を呼んでいる。議案の内容は、修繕積立金の一部(月20万円、年間240万円規模)をS&P500連動投信で積立運用するというものだ。10年間の運用を想定した少額スタートながら、管理組合としてリスク資産への投資に踏み出す初の試みとして「大きな意義がある」と同氏は評価した。

これまで修繕積立金は主に普通預金や低リスクの金融商品(すまい・る債、国債など)で保管されるのが一般的だった。しかし、建築費・人件費の構造的なインフレが続く中、「預金のままでは実質的な購買力目減りリスクが高まる」との認識が広がりつつある。議案では、インフレ調整後の実質ベースでの資産保全を狙い、株式運用の可能性を引き受ける選択肢を提示した形だ。同氏の投稿によると、マンション全体の積立金から見れば小さな割合だが、「預金寝かせ vs リスク運用」の二者択一を明確に議論するきっかけになると指摘。外部区分所有者として注目する一方で、商品の手数料水準や議案書の記載内容には「やや不安を覚える」と注文を付けた。運用中は元本割れリスクもあり、大規模修繕直前に流動化するなどの運用ルール整備が鍵になるとの見方も示している。

X上では賛否が分かれている。賛成派は「インフレ下での合理的な対応」「GPIFのような分散運用を参考にすべき」と評価。一方、反対派は「総会で揉めそう」「元本割れ時の住民トラブル」「想定利回りや信託報酬が高すぎる」と懸念を表明した。保守的な管理組合では国債などで十分とする声も根強い。借・金太郎氏は追記で「通常の総会では反対多数で否決されるケースも多そう」と分析しつつ、修繕積立金の運用方針が将来的にマンションの資産価値に直結する時代になるとの見方を示した。管理組合のガバナンス強化や、外部所有者の関与の重要性も強調している。