1:名無しさん




少し風変わりなコンセプトのお店がオープンしました。「海老フライ武藤」は、船凍天然エビ一筋30年の実績を持つ「パプアニューギニア海産」が手がける海老フライ専門店です。同社といえば、従業員の働きやすさを重視し、好きな日に連絡なしで出勤・欠勤できるフリースケジュール制度を導入していることで知られていますが、その考え方はこの新業態にも色濃く反映されています。

海老フライ武藤では、パートスタッフは出勤する日だけ連絡を入れればよく、出勤人数によってその日のメニュー価格が変動します。もし出勤者が一人もいなければ、その日は店自体が休業となります。実際に8月1日は4人が出勤し、海老フライ定食の価格は2,500円でした。人数が多ければ価格は下がり、少なければ上がる仕組みですが、価格が高い日はその分ゆったりとしたサービスを受けられ、落ち着いて食事ができるというメリットもあります。来店する側が、自分の好みに合わせてタイミングを選べる点も特徴です。

メニューの価格は毎朝9時前後にInstagramで告知され、8月中はおおむね2,500円から2,800円の範囲になる予定だそうです。こうした独特な営業スタイルに目を奪われがちですが、料理そのものへのこだわりも非常に強いのがこの店の魅力です。

提供される海老フライは卵を一切使用せず、船凍天然エビと国産小麦のパン粉、国産小麦、水だけで作られています。塩もパン粉に含まれるわずかな量のみで、素材の味を最大限に生かしたシンプルな仕上がりです。そのため卵アレルギーの人でも安心して食べることができます。ただし、トッピングとして用意されているタルタルソースには卵が使われています。

海老のサイズも、普段スーパーではなかなか見かけないほど立派で、海老の専門会社だからこそ実現できる一皿といえるでしょう。

https://ibaraki.goguynet.jp/2025/08/01/ebifurai-mutou/