1:名無しさん




今回は、実際に「吉野家」「松屋」「すき家」で提供する並サイズについて食材の使用量を計測した。それぞれ、お店を変えて3回にわたって持ち帰りで購入し、牛肉とコメ、タマネギの卸値から原価の平均を計算した。

コスト負担が最も重い食材が牛肉だった。主に牛丼で使われている牛肉は米国産バラ肉。国内卸値は現在1キロ1180~1300円。米国での生産減少や円安の影響を受けて高騰が続く。米国からの輸入が自由化された1991年以降で最も高くなっている。

吉野家の場合、牛丼1杯で57.3グラム。松屋は51.3グラム、すき家は76.3グラムだった。卸値をかけると、吉野家は67.6~74.5円、松屋は60.5~66.7円、すき家は90~99.2円になる。

1年間で輸入牛肉の卸値は5割上がった。牛丼1杯でみると、牛肉だけで3社平均の中心値で25.6円のコストアップになる。

白米は、タレを含んだ状態で計測すると吉野家は236.7グラム、松屋が258.3グラム、すき家は281グラムだった。

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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB014WP0R00C24A4000000/