1:名無しさん




キングアルゼンチン(King Argentin)とは、インドネシアの競走馬である。牡馬。毛色は恐らく黒鹿毛。

インドネシア11年振りの三冠馬にして、なんだか北の方の島国を発端とする謎の競馬ブームに巻き込まれ、思わぬ方向から人気を獲得した馬。

そもそも、インドネシアはパートIII国ですらなく、公式サイトは全部インドネシア語、血統表も中途半端な上一部間違っている、とまるで当てにならず、その実体は謎に包まれている。

インドネシア競馬についてはとりあえず、芝コースはなくすべてダートコース、イスラム教国のため馬券の販売は(公式には)禁止されている、リアルスティール・ラヴズオンリーユー全兄のラングレーが種牡馬として行ってるよ、ぐらいはおさえておいてよいだろう。

そんな国に、キングアルゼンチンは2021年8月1日、ジャワ島パスルアン県に生を受ける。インドネシアは赤道をまたいでいる国だが、本馬は誕生日を見て分かるとおり、南半球産馬である。

さて、Stud Book Indonesiaの血統表を見ると、父Agrippa、母Princess Missoniとあるが、どちらもインドネシア産馬のため詳細が分からない。日本の競馬ファンが知っている名前としては、3代父にブラッシンググルーム、母父母父にセクレタリアトが見えるぐらいか。それはいいのだが、ブラッシンググルームの両親が思いっきり間違っている。大丈夫かインドネシア競馬界!?

本馬はTrah(品種)の欄に「KP6」とある。5代母Happy Dayの母が不明でサラブレッドとは見なされておらず、本馬はそれにサラブレッドを掛け合わせ続けて6代目ということのようだ。つまり、本馬は日本でいうところの「サラ系」に当たると思われる。

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