1:名無しさん




アメリカのトランプ大統領は関税措置をめぐる交渉で韓国と合意したと明らかにし、韓国への関税を日本やEU=ヨーロッパ連合と同じ15%にするとしています。一方、韓国はアメリカに対して日本円でおよそ52兆円を投資するなどとしています。

韓国大統領府は7月31日朝、緊急の記者会見を開き、「アメリカとの交渉が妥結し、税率は15%に引き下げられる。主要な輸出品目である自動車の関税も15%になる」と明らかにしました。

また、「半導体や医薬品などの関税も、ほかの国と比べて不利にならない形になる見通しだ。農産物については、コメと牛肉市場のさらなる開放をしないことでも合意した」としています。

トランプ大統領が示した、韓国によるアメリカへの投資については、3500億ドルのうち、1500億ドルが造船分野での協力強化にあてられるとしています。

そのうえで、「3500億ドルの投資は、日本より小さい規模となった。造船分野を除いた2000億ドルは、日本の36%に過ぎない」と強調しました。

一方、韓国のイ・ジェミョン大統領は、7月31日朝、SNSに投稿し、「大きな峠を1つ越えた。主要国と同等か優位な条件で競争できる環境を整えた。韓米間の産業協力がさらに強化され、確固たる同盟関係の契機になると期待している」としています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250731/k10014880211000.html/