1:名無しさん




コガタスズメバチの巣の特徴と注意点について

コガタスズメバチの巣は、春先(4月〜5月)の初期段階においては、トックリを逆さにしたような独特な形状をしています。この時期、巣の構築を担うのは女王蜂1匹のみで、単独で巣の基礎部分を形成します。

その後、働き蜂が羽化し始めると、巣の形状に変化が見られます。具体的には、初期のトックリ型の先端部分がかじり取られ、巣全体がボール状へと発達していきます。以降は働き蜂によって巣の拡張が進められ、マーブル模様の球体状の巣が形成されていきます。

完成した巣の大きさは一般的に直径20cm前後、最大でも約30cm程度と、他のスズメバチと比較すると小型です。また、巣に生息する働き蜂の数も比較的少なく、最盛期でも50〜100頭ほどにとどまります。

とはいえ、注意が必要なのは夏から秋にかけての時期です。この時期のコガタスズメバチは警戒心が強まり、巣を守るために非常に攻撃的になる傾向があります。巣を見かけた際には、むやみに近づかず、必要に応じて専門業者への相談・対応を検討されることを強く推奨いたします。

https://minhachi.jp/knowledge/kogata-suzumebachi.html