この国有IT企業「ロシア国立情報センター(NCI)」の破産は、西側諸国の制裁により先端技術がロシアへ渡らなかった事が原因の1つの様です
— ロイエンタール新領土総督 (@6QhdTQGwiXXAlxb) January 14, 2025
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過去10年間、経済のデジタル化の主要プロジェクトのために予算から数十億ルーブルを受け取っていた主要な国有IT企業のひとつが倒産した。
インタファクス通信によると、ロステック国営企業の子会社で、「デジタル技術分野における単一能力センター」の地位を与えられていたLLC国立情報化センター(NCI)は、自らの財政破綻を裁判所に申し立てた。
2018年FIFAワールドカップのITサービスを担当し、「デジタル・ヘルスケア」の一環として国家情報システムEGISZとGIS OMSを開発・サポートし、年金基金のITシステムを維持し、ロシア郵政、ロスアトム、市民を追跡する数万台のカメラを備えたセーフシティシステムのソフトウェアを開発した同社は、2023年に財政問題に陥った。
NCIにセーフ・シティ・システムの研究開発業務を発注していた非常事態省は、第5段階の業務の受け入れを拒否し、同社を6億7000万ルーブル相当の詐欺で告発し、調査委員会に訴えた。同局は契約金の支払いも拒否した。
Fedresursのウェブサイトに掲載された破産間近の通知には、NCIの債権者としてDigital Medical Services LLC(国営ロステレコムの子会社)とEr-Telecom Holdingが記載されている。NCIの破産に関する法廷審問は1月22日に予定されている。
これに先立つ2022年、ロステックのもう一つの主要IT子会社である経済・情報学・制御システム中央研究所(TsNII EISU)が倒産した。この研究所は、Linuxベースのソフトウェアとオペレーティングシステム「Rassvet」と「Zarya」、および国防省のニーズに合わせたロボット工学の開発に従事していた。
オペレーティングシステム、地理情報システム、顔認識システム、データベース管理システムに関する20以上の特許を所有していたツニイEISUは、35億ルーブルの負債を抱え、従業員への給与の支払いを停止した。後者は1969年に設立されたこの企業を救うようプーチン大統領に要請を訴えたが、回答は得られなかった。
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https://www.moscowtimes.ru/2025/01/10/vrossii-obankrotilas-odna-izkrupneishih-gosudarstvennih-it-kompanii-a152061
NCI は 2014 年に設立され、デジタル技術分野におけるロシアの唯一のコンピテンスセンターとなっており、ロシア軍産複合体企業「ロステック」のグループ企業でもあります pic.twitter.com/tV2iOGtyvl
— ロイエンタール新領土総督 (@6QhdTQGwiXXAlxb) January 14, 2025
NCI が提供するソリューションは、ロシアの 83 地域で使用されており、連邦および地方のデジタルサービスを担っている
— ロイエンタール新領土総督 (@6QhdTQGwiXXAlxb) January 14, 2025
同社のロシアにおける影響力のあるプロジェクトには、2018 FIFAワールドカップのITサポート
— ロイエンタール新領土総督 (@6QhdTQGwiXXAlxb) January 14, 2025
「デジタルヘルスケア」の一環としてのロシア国家情報システムの開発およびサポート
ロシア郵便、ロスアトムにサービスを提供し
ロシア国民の監視に使用される数百万台の監視システムを開発した
NCIが破産申請に追い込まれた直接のきっかけは、ロシア非常事態省がNCIにセーフシティシステムを開発するよう命令したが、プロジェクトが進まなかったためである
— ロイエンタール新領土総督 (@6QhdTQGwiXXAlxb) January 14, 2025
ロシア非常事態省はNCIによる第5段階の作業継続の受け入れを拒否し
— ロイエンタール新領土総督 (@6QhdTQGwiXXAlxb) January 14, 2025
同社がセーフシティシステムの研究開発資金6億7千万ルーブルをだまし取ったとして調査委員会に訴え、非常事態省はその後の契約費用の支払いを拒否した
それは、NCIへ継続的な研究開発を支援していた西側のシステムサポートサプライヤーが制裁によりNCIへの支援を撤回したことを知ったため、
— ロイエンタール新領土総督 (@6QhdTQGwiXXAlxb) January 14, 2025
非常事態省がNCIによる第5段階の作業継続の受け入れを拒否したことによる
その結果、セーフシティシステムの進捗に重大な遅れが生じており
— ロイエンタール新領土総督 (@6QhdTQGwiXXAlxb) January 14, 2025
非常事態省は、NCI が技術的限界を突破してセーフシティシステムを完成することはできないと考えている
2年前にもロシアIT企業の経済情報制御システム中央研究所(TsNII EISU)が破産しており、
— ロイエンタール新領土総督 (@6QhdTQGwiXXAlxb) January 14, 2025
ロシアにおけるシステム開発はIT技術者の流出と西側諸国からの制裁により滞っている状況だ
ちなみに、経済情報制御システム中央研究所(TsNII EISU)は
— ロイエンタール新領土総督 (@6QhdTQGwiXXAlxb) January 14, 2025
ロシア国防省のロボット工学及びオペレーションシステム、地理情報システム、顔認識システム、データベース管理システムなどで20以上の特許を保有してしたが35億ドルの負債を抱え破産している
これって誰が仕事引き継いでるんですか?
— Kusunoki Masasige (@warcriminal1942) January 14, 2025
システム開発途中での破産申請なので、財産保全命令が出ていると仕事の引き継ぎは一時ストップですね
— ロイエンタール新領土総督 (@6QhdTQGwiXXAlxb) January 14, 2025
「ロシアン金盾」を開発しそこなった?🤔
— T.REX 【日本ダボス商工会議所神奈川事務所職員】 (@s8t8r9n0) January 14, 2025
すみません書いて無かったですね
— ロイエンタール新領土総督 (@6QhdTQGwiXXAlxb) January 14, 2025
ロシアにおける、法と秩序の確保と犯罪の防止、テロ対策、交通違反等の監視システムになります
日本で言ったらNTTデータみたいな会社だろうか https://t.co/5UOMi3LSYu
— 珪素生物 (@deadcatbouncepn) January 14, 2025
そうですね、同社のこれまでのプロジェクトを見るとNTTデータに近いですね
— ロイエンタール新領土総督 (@6QhdTQGwiXXAlxb) January 14, 2025
NTTデータが破産するとなるとヤバさが分かりますね…
— 珪素生物 (@deadcatbouncepn) January 14, 2025