数十年前に佐賀の本家と周辺で畑泥棒が多発してた時、叔父と付近の農家が昨日やられた、ウチは一昨日やられたと、井戸端会議をしていたら、ふと誰かが「落とし穴でも掘っておくか?」と。そこは暇な田舎、面白いやってみよう、やってみようと言う話になったとか。
— 飴308@2㌔マン (@candylight308) August 5, 2024
考えは子供でも、そこは機材が充実している農家。誰かが直ぐに小型のユンボを持ってきて、サクサク穴を掘って上がれない程度の穴と、衝撃緩和用に堆肥(に変化中の馬糞)を敷き詰め、上には細い竹とビニールシート、その上に土を敷いて一見わからない様にと。
— 飴308@2㌔マン (@candylight308) August 5, 2024
その日の夜は雨。真夜中に叔父の家のチャイムとノックが連打され、玄関まで来ると隣家の親父がでかい声で、
— 飴308@2㌔マン (@candylight308) August 5, 2024
「勝治ぃ〜!かかったぞぉ〜!!」
と叫んでるとw
慌てて一緒に現場に向かうと、穴の底が数本の懐中電灯で照らされて、馬糞まみれになってるジャージ姿のおばちゃんが恨めしそうに見上げてw
皆でワイワイ言いながら、写真を撮っている奴(当時は携帯もデジカメも無い)もいる始末。どうするどうする?このまま埋めちゃう?とか言ってたら、誰かが警察に通報してそのおばちゃんを引っ張り出して、無事にお縄。お巡りさんが、パトカーが雨と馬糞で汚れるのを嫌がったのか、軽トラを出してくれと。
— 飴308@2㌔マン (@candylight308) August 5, 2024
軽トラの荷台にオバちゃんとお巡りさんを載せて、パトカー先導で堂々の行進で警察署へ。翌々日に落とし穴掘削隊が警察署に呼ばれたので、皆で「感謝状か金一封か」と和気あいあいと警察署に行ったら、警察署長が出てきて「事故でもあったらどうする気なんですか!」とこっ酷く怒られた(当たり前)とw
— 飴308@2㌔マン (@candylight308) August 5, 2024
怒られてる時、人の命と作物のどっちが大事ですか!と説諭された時、誰かが「そりゃあ作物でしょ!」と言い返して、更に火に油w一応始末書書くことで、お咎め無しで不満タラタラながら、釈放されたと。
— 飴308@2㌔マン (@candylight308) August 5, 2024
叔父がいつも嬉しそうに語ってた事なんですが、あの陽気で人の良さそうな叔父があんな事しちゃうのみると、農地を荒らして作物を奪いまくった、ロシアのナポレオン軍や中国の日本軍側どう言う目に遭うか、よーくわかったお話でしたねハイ。
— 飴308@2㌔マン (@candylight308) August 5, 2024
農家さんの作物は大事にしましょう(綺麗に纏まってない)w
「え?堆肥埋める穴に勝手に落ちたんですが?」
— しば -MG- (@shibater) August 5, 2024
なら警察の対応も違ってた?
農家の方にとっては作物が一番大事には違いない!
— めんたいつよし🎣🏇💻 (@mentaitsuyoshi) August 5, 2024
「そりゃあ作物ですよ」
— 柴犬健康法建築士 (@navtujp) August 5, 2024
ですよね〜
農家の無駄に高性能な機材のくだりワロタ
— ユージ@節約投資 (@million_ryman) August 5, 2024
私有地に落とし穴掘ってなんか悪いんかな。法的に。お巡りさんも悩んだだろうな。
— zip_pod (@zip_pod) August 5, 2024
単に馬糞捨てて埋めただけ。ちょっと土被せが甘かったようだ。と逃げればよかったのに、生真面目で感心します。