1:名無しさん




現代美術家でNFTクリエイターのひろまや氏は、美術館による人気作品の展示のあり方について、SNSで見解を示した。

同氏はまず、人気のある作品を展示すること自体には問題はないとしたうえで、国立・公立美術館が展覧会を開催する場合には「その作品にお墨付きを与える」という重要な責任が伴うと指摘した。美術館では、作品がそこに展示されるだけで価値が高く見える現象が起きるとされ、これは「ミュージアム・エフェクト」と呼ばれる。美術館はコレクションへの収蔵や特別展の開催を通じて、作品や作家に文化的・歴史的価値を与え、単なる流行の対象から将来に残すべき文化へと位置づける役割を担っているという。

また、美術館は流行の変化に左右されず作品の価値を守る「セーフティーネット」の役割も果たしていると説明。そのため、現在人気の高いエンターテインメント作品を大規模に展示する場合には、「100年後に振り返っても実施する価値があった」と言えるだけの覚悟が必要だと強調した。

さらに近年、チケット販売を重視し、人気テーマを並べた集客型の展覧会が増えていることについて、世界的にも批判的な声があると指摘。文化庁が掲げる自己収益目標の達成を背景に、テレビ局や新聞社の主導で企画展が単なる集客イベントとして消費されることは、美術館の存在意義を揺るがす問題になり得るとの懸念を示した。

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