1:名無しさん




X(旧Twitter)上で、TBS系日曜劇場『VIVANT』の中国関連描写をめぐる論争が広がっている。発端は、ファンの投稿者が友人の発言を引用した内容に対し、「シーズン1に中国は登場しない」と指摘する返信が寄せられたこと。投稿者はこれを「嘘つき呼ばわり」と受け止め、実際に第8話を視聴した上で反論した。

事の経緯は次の通りだ。投稿者(@natunotukiyono)は先に、「友人が『VIVANTを見ると中国に行くのは怖い』と話した」と投稿。知的な友人でも中国を敵視する風潮に影響されることに触れ、「日本全体の右傾化や排他主義化が心配」との懸念を表明した。

これに対し、一部の返信で「VIVANTシーズン1に中国は登場しない」との主張がなされ、投稿者を嘘つき扱いするような表現が使われたという。投稿者はこれに憤慨し、自身でシーズン1第8話を視聴。結果、「主人公・乃木憂助の別班としての初任務が、中国へ国家機密を売却していた元通産省官僚の暗殺(自殺に見せかけた殺害)であることが明確に描かれている」と指摘した。

第8話では、乃木が別班加入の経緯を語る中で、この初任務について「その時、初めて人を殺しました」と淡々と告白するシーンがある。報道や視聴者の反応でも、この描写は確認されており、主人公の背景情報として重要な位置を占めている。

投稿者は「明確な描写があるにもかかわらず、中国は関係ないとするのは読解力も理解力も低すぎる」と批判を強めた。友人はこうした背景を踏まえた上で中国について言及したのだろう、との見解も示している。

『VIVANT』はシーズン1(2023年放送)で架空の国・バルカ共和国を舞台に国際テロ組織との攻防を描き、シーズン2(2026年)では中国系の秘密組織「シンシー」が本格的に登場するなど、国家間の諜報戦を軸に展開している。シーズン1時点でも中国への機密漏洩を背景とするエピソードが存在したことで、今回のやり取りは「作品の中国描写が視聴者の対中意識にどう影響するか」という議論を呼び起こしている。