1:名無しさん




 ブルーカラービリオネア——。米国で生成AI(人工知能)の普及により、ホワイトカラー人材のリストラが進む一方、肉体労働に従事するブルーカラー人材の賃金が上昇。その現象を表す言葉が話題になっている。

 潤沢な報酬を得られる米国ほどではないものの、日本でも人手不足の深刻化と現場作業の価値見直しが進み、賃金が上がっている。

 東京都内のマンション改修現場。金属が触れ合う乾いた音が響く中、屈強な男たちが10kg超級の足場材を軽々と担ぎ、手際よく運ぶ。現場によっては15階建て相当まで足場を組み上げ、工事が終われば跡形もなく撤去する。

 現場で足場を組む、とび職人として働く五十嵐英吉氏(32歳)は、かつて学校に通う「普通」の生活とは無縁だったという。だが、今は「信頼する仲間と、納得のいく足場を組める。それが何よりの誇りだ」と胸を張る。

 五十嵐氏が身を置くのは、埼玉県所沢市の足場会社「Saaave(サーブ)」だ。代表取締役の星山忠俊氏は、とび職の魅力を端的にこう表す。「ガッツがあれば、学歴は関係ない。大卒の同年代より稼げる仕事だ」

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