1:名無しさん




大阪の自民党が苦境にあえいでいる。先の参院選では27年ぶりに議席を失い、大阪府内から選出された国会議員は2人のみになった。日本維新の会が抜群の強さを誇る大阪特有の情勢下にあって、かねて組織の弱体化を指摘されてきた自民大阪府連。党本部との間にも大きな溝があり、退潮傾向に歯止めがかからない。

「自民党の本来の支持をまとめきれなかったどころか、大量に剥がされた」。府連会長の青山繁晴参院議員(比例代表)は、先月27日の全体会議で参院選の敗因にこう言及した。

全国的に自民に逆風が吹く中、府内の比例代表得票数も約48万3千票と、令和4年の前回参院選(約73万9千票)から25万票以上減らした。

それより衝撃的だったのは、選挙区でさらに10万票を逃したことだ。元衆院議員の柳本顕候補の得票は約37万9千票にとどまり、自民の岩盤支持層からも大量の離反を生んだ。全国的に躍進した参政党や国民民主党、維新の候補にも一定数が流れたとみられる。

https://www.sankei.com/article/20250801-XCNFY3NQ3BIPDEKJU2DSK2H7NA/