1:名無しさん




先日の日曜の夜。 ひざに幼児を乗せ、小学生の娘と一緒に電車の優先席に座っていると、老夫婦が近くに来て「最近の若者は席を譲らない」と大声で話し始めました。 娘には知的障害があり、立っているのが困難です。説明するのも嫌で我慢していると、酔客まで「目の前に高齢者がいますよ、気づいてくだ さい」と私の肩をたたいてきました。様々な人で優先席が埋まる中、 私たちがとがめやすく見えたのでしょうか。そのまま席に座り続けましたが、とてもモヤモヤしました。

優先席に座る人にはきっと理由があります。見るからに歩行困難な方だけでなく、内部障害や妊娠初期の女性など見た目でわからない人や、 持病を明かしたくない人もいるでしょう。事情は本人にしかわからないのだから、その人がもし席を譲らない判断をしても、他人が非難すべきではないと思います。

優先席は、思いやりにより必要な人に席を譲り合う場所のはず。「気まずさ」で他人を操ろうとする行動は、思いやりの対極にあります。年齢や外見で決めつけず、座席を必要とする人が安心して座れる優先席であってほしいと願います。