1:名無しさん




三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の「3大メガバンク」の採用大学に変化が起きている。元メガバンク行員で、学歴研究家の伊藤滉一郎さんは「このうち三菱UFJ銀行の新卒採用数は、10年で約5分の1にまで減少した。私立文系卒を中心に大量採用された『ソルジャー営業マン』は、絶滅危惧種になりつつある」という――。

■私文MARCHからの「下剋上ルート」に異変

 かつてメガバンクは、MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)卒にとって「凡庸でも這い上がれる」数少ない舞台だった。大量採用された「ソルジャー営業マン」が支店で数字を積み、時に東大卒すら凌駕する逆転劇が起きた。しかし今やその光景は過去のものだ。

 新卒採用は10年で5分の1に激減し、銀行は理系や専門スキル、海外対応力を備えた人材を求めている。MARCH卒の下剋上ルートは急速に狭まり、銀行員像は根本から書き換えられつつある。

 かつてのメガバンクは、学歴に劣っていても努力次第で這い上がれる貴重な舞台だった。MARCH卒の私文出身者でも、大量採用の「ソルジャー営業マン」として潜り込むことができた。求められる数字を卒なくクリアし、上司に気に入られるような振舞いを続ける。これで年収1000万円に到達するキャリアは、一昔前まで確かに存在した。

 東大や京大といったトップ校の卒業生も同じフィールドに放り込まれ、同じノルマに追われた。それなりの社会的成功という程度であれば、口のうまさと体力で数字を揃えて「MARCH卒が東大卒に勝つ」、という逆転劇はよくある光景であった。

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